青春グラフィティ

青春時代に見に行った映画のパンフレットやレコードのコレクションから懐かしい場面にタイムスリップ

ヨーロッパ映画・ヒット編Ⅰ-11

2009-08-21 01:08:16 | レコード(映画)

殺られる   アート・ブレーキーのモダン・ジャズが新鮮だった

ピエール(ロベール・オッセン)はマルセイユの労働者。ある日残業を終え家へ帰ると、フィアンセのベアトリスがどこかへ出ていったあとだった。今日は縫い子仲間のコラリーヌ(マガリ・ノエル)の結婚を祝って、みんなは裁縫屋へ集まっているはずだった。ベアトリスが出てくるのを裁縫屋の入口で待っているピエールを数人の男たちが襲った。彼らは、キャリオ配下の殺し屋トム(フィリップ・クレー)とナゾールだ。コラリーヌを手先に使って、パーティーだと言って若い娘を集め、彼女らを犯し、海外へと売り飛ばそうというのだった。ピエールは殴られ、縛られて別荘の車庫に閉じ込められた。コラリーヌはピエールに同情し、逃がしてやろうとしたが、見つかり、リンチされる。その間に、ピエールは縄を切り、嫌がるベラトリスを連れて逃げようとした。しかし門が閉じられており、再び捕まってしまう。ベラトリスも罠に気づく。ベラトリスはキャリオに部屋へ連れ込まれたが、ピエールは暗闇に逃れ、再び邸に忍び込み、コラリーヌの手引きで、危機一髪のベラトリスを助け出す。裁縫屋に隠れようとするが、ここの女将までもが一味で、また捕らえられ別荘に向かう。別荘は警官隊に包囲されており、銃撃戦。一味はキャリオを残し死滅。娘たちは助け出された。ピエールはキャリオを追い詰めやっつけた。ベアトリスは彼に寄り添い帰宅する。