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仕事飲みの席での「無礼講」の境界線
社会人になると会社の歓送迎会、忘年会など目上の人とお酒を飲む機会が多くあります。そんな飲み会で「今日は無礼講だ!」と上司や目上の方から言われ、友達と飲んでいる時のような感覚でいたら怒られてしまった等の失敗経験のある人もいるのではないでしょうか。そこで本記事では、飲み会の席での無礼講について、一体どこまでが許されるのか?をご紹介したいと思います。
■ 1:上司を呼び捨てにするのは?
無礼講とは、「地位や身分の上下を取り払いお酒の席を楽しむ」という意味なので、言葉をそのまま受け取って、地位・身分が関係ないのだからと友達感覚で上司を呼び捨てにしたという猛者はいないでしょうか?はっきり言って呼び捨てはNGです。無礼講はどちらかと言うと「堅苦しい雰囲気ではなく、みんなで楽しく飲みましょう」という意味が近いので、場を和ませる目的で冗談で上司を呼び捨てにするのはOKです。しかし、場の雰囲気や相手をきちんと見極めることも大切です。あくまでも場を楽しませるための冗談で使う程度で、ウケたからと言って何度も呼び捨てをしていいという訳ではありません。
■ 2:目上の人とタメ口で話すのは?
目上の人が「無礼講だからタメ口で話してもいいよ」と言う場合が稀にありますが、基本的にタメ口はNGです。年齢が近く、相手が友人として接しようとしてくれている場合や、互いに信頼関係のある間柄の場合はOKですが、基本的に目下からタメ口で話されるのは良い気持ちがしない上、社会人として未熟だと思われる可能性もあります。あくまでも皆で楽しい雰囲気でお酒を飲もうという意味合いなので、相手や周囲に不快感を与える話し方はNGです。
■ 3:周りに煽られた行為をすることは?
飲みの席では、先輩社員が面白がって新入社員に「上司に一言物申せ」など指示をしてくる場合があります。こちらも空気を読む必要があります。周囲が注目をし、上司も「何でも言って来い!」と言っている場合は、上司に挑んでも良さそうです。しかし、日頃負の感情を抱いていたとしても、暴言や不平不満などは絶対に言ってはいけません。上司への感謝の気持ちや自分の目標を宣言するなど、あくまでも場が盛り上がる内容をチョイスしましょう。
■ 4:異性の先輩社員に抱きつくのは?
無礼講と言っても親しく接するという意味ではありません。お酒を飲み過ぎて先輩社員に抱きつく、叩くなどの行動に出ないようにしましょう。どんなに周りが笑っても許されるのは最初だけです。しつこい行為を繰り返して酒癖が悪いやつだと思われないようにしましょう。迷惑をかける行動は絶対にNGです。お酒を飲むと悪い癖が出やすいので、自ら進んで飲んだりせず、目上の人にお酒を勧められたら飲むなど必要な場面だけで、理性が保てる程度に飲む必要があります。会社の飲み会は仕事の延長と考える人も多く、大変ですがあくまでも場の空気を盛り上げることを意識しながら飲むことが大切です。
■ 【まとめ】無礼講の境界線とは?
・場を楽しませることはOK
・不快感を与えることはNG
・煽られた行動は盛り上がることならOK
・迷惑をかける行動はNG
・敬う気持ちを忘れたらOUT!
どんなに無礼講と言えども、会社の飲み会なので上下関係は忘れてはいけません。そのため、敬う気持ちを持って対応することが望まれます。あくまでも「皆で楽しく飲む場」をつくることが無礼講の真意です。目下の者が周りに気を使わず楽しむものではなく、皆で盛り上がる場を作ろうとすることが求められます。そのため、礼儀やマナーはもちろん意識する必要があります。