暴れん坊な蝶々くん。

うちのレモンの木やゆずの木に
アゲハ蝶の卵が産み付けられるようになって
いろいろあって考えることもあって
秋の終わりに産まれた子たちを保護して
お家で育てていたんよ

素人考えで気軽にやってしまったけど
異常気象やこれからのこと考えると
思わずやってしまったんよ

北海道のお友達ゆりりんもずっと前から
保護したりしてたからいろいろと教えてもらって
なんとか羽化させて空に帰していた
（これも今から考えると無茶なことやったかも）

そしたら
一匹飛べない子がいて・・
その子は幼虫の時からよく動いて
さなぎになる時も暴れ回ってやっとなって
さなぎの時もよく動いてた！



これは羽化したすぐあと
今から羽を乾かして飛んでいく準備
でも少し外出して帰ってきたら
床を歩いてた
え、飛ばれへん？
その後も観察したけど飛べなかった



でも暴れん坊やから
歩いて歩いてカーテンよじ登ったり



壁よじ登ったり
でもひらひらと落ちてしまう・・・



それからまた昆虫ケース買いに走って
一緒に生活が始まった
ゆりりんにいっぱい教えてもらって
ネットでもいろいろ調べて



ご飯は🍯とかしたり、あ、ポカリが好きやったな
朝、用事が終わって
ご飯あげようとしたら暴れて大変やった



食いしん坊やった

日差しが良い時は一緒に庭に出て
お花の上にのせてあげたり
ケースごと空中散歩したり
ご飯の時間になると自分から口先出してきたり



でも暴れん坊すぎて
だんだん羽も欠けてきて
足も徐々に取れてきて
きれいな姿が失われて行ったけど
それでもがんばって生きてた



亡くなる前の晩に
口先を出してたから
お水かな〜って思ってポカリ飲ませたら
めっちゃ飲んで
もう体は軽すぎたけど
これで水分取ったね〜って
でも次の朝はもうポカリも吸わなくって
お昼過ぎに仕事から帰ると
動かなくなってた




蝶々の一生は
成虫になってから
2週間から1ヶ月ほどだそう

この暴れん坊くんは11日生きてくれた
私に小さな幸せをくれた
もしかしてここに一緒にいたかったから
飛ばないふりしてたん？
ううん、飛びたかったよね

だからさなぎの殻も
欠けた羽も取れた足も
全部残しておいて
産まれたゆずの木のふもとに一緒に埋めたよ



今度生まれてくるときは
めっちゃ飛ぶんやでって




素人が偉そうに何もわからんのに
いろいろと判断ミスして失敗もして
後悔もいっぱいあって
保護しなかったらちゃんと越冬して
ちゃんと飛べたのかなとか
いろいろと考えると辛くって

でも
この11日間は私に取っては
めちゃ愛おしい時間やった

だから産まれてきてくれて
ありがとうって思うことにする

ま、ひとりよがりかもしれんけどね

記録として残したかったから
ブログにしてみた

いろんなご意見あるのは
わかっててあえて
書きたかった。



2023年11月13日(月)〜23日(木)
11日間よく頑張ってくれたね


ごめんね、ありがとう。




（ひとりよがりのブログです、失礼しました）