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事件と 保険

日々発生する事件と それに備える保険についてコメントします。

ワタミの介護で 敗血症による死亡事故

2012-03-24 | 賠償保険
 ワタミの介護で起こった敗血症による死亡事故。施設は入所時に医師から床擦れに注意するように情報を受けていたにも関わらず床擦れを悪化させ、医師の診察を速やかに受けさせなかったことを理由として賠償を命じられた。記事によると裁判所は注意を受けていたにも関わらず発祥させたこと、発症後、細菌への感染を防ぐ為に清潔にしていなかったこと、すぐに医師の診察を受けさせなかったことの3重のミスが重なったと判断したようだ。お亡くなりになった方は87歳のお年寄りで、施設側としても介護は大変だったと思うが、1月4日に入所し、同16日に横浜市の病院に救急搬送され、同21日に敗血症で死亡した。という日程ではあまりにひどい。職員の人数不足や医師との連携の不備など 構造的な欠陥があったのではと思わせるところがある。

不適切介護、ワタミ子会社に2160万賠償命令(読売新聞) - goo ニュース

 不適切介護、ワタミ子会社に2160万賠償命令          読売オンライン 2012年3月23日(金)21:30
 川崎市高津区の介護付き有料老人ホーム「レストヴィラ元住吉」で2006年、入所中の男性(当時87歳)が死亡したのは不適切な介護が原因だったとして遺族が運営会社「ワタミの介護」を相手取り、計約6700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が23日、横浜地裁であった。
 江口とし子裁判長は、同社に計約2160万円の支払いを命じた。
 男性は06年1月4日に入所し、同16日に横浜市の病院に救急搬送され、同21日に敗血症で死亡した。遺族側は、入所中に床ずれが悪化して敗血症が発症したと主張し、同社側はホームでの介護と男性の死亡に因果関係はないと主張していた。
 判決は、ホームは、男性のかかりつけの医師から、床ずれに注意を要するとの情報を得ていたにもかかわらず、床ずれの部位を清潔に保つなど適切な管理が不十分だったと指摘。床ずれが悪化した際、医師に速やかに受診させず、男性が敗血症で死亡したと認定した。

 判決を受け、同社の親会社「ワタミ」(東京都大田区)広報グループは「判決内容を精査し誠実に対応したい」とコメントした。


1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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レストヴィラ座間も (ひまわり)
2012-07-08 12:46:44
こんにちは。私が以前勤めていた「ワタミの介護レストヴィラ座間」でも不思議な死亡事故がありました。ある小食な男性に転勤してきたばかりの主任が強引に全量摂取させ、その2時間半後に居室で窒息死していました。その後もどうご家族を騙したのか、事故扱いにもならず静かに数年が経ちましたが、今考えてもおかしい。転勤してきたばかりの主任が、その方の体調が分かるはずもなし。 
ワタミの介護は知識のないスタッフもホーム長になれますよ。
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