「26年度までに2、3件のM&A」NKSJホールディングス (産経新聞) - goo ニュース
この記事には、記載されていないが、子会社の生命保険会社「損保ジャパンひまわり生命」「 日本興亜生命保険」についても生保事業の強化する方針を明らかにした。
4月発足のNKSJホールディングス 生保事業を強化…合併機に
損害保険ジャパンと日本興亜損害保険は、持ち株会社NKSJホールディングスを4月に設立して経営統合後、2012年4月までに合併する生保子会社を強化する方針を明らかにした。
人員を大幅に増強し、保険商品の開発などを加速させる。持ち株会社の共同最高経営責任者(CEO)に就任する佐藤正敏・損保ジャパン社長と兵頭誠・日本興亜損保社長が、読売新聞のインタビューで明らかにした。
兵頭氏は、両社の生保子会社、損保ジャパンひまわり生命保険と日本興亜生命保険について、「合併を機に生保事業を強化する」と強調した。計約2000人の従業員を数百人規模で増やす方向だ。増強した人材は、成長が見込める「医療保険の商品開発や営業力につなげる」考えだ。
佐藤氏は「中国やインド、ブラジル、東南アジアなど高成長が見込める新興市場でM&A(企業の合併・買収)を強化する」と述べた。M&Aの原資は、13年までに行う全保険商品の共通化などによるコスト削減でまかなう方向だ。
(2010年3月11日 読売新聞)