長谷寺 ゲストハウスいったん

人生の幸福度をあげてくれる私のインド!



趣味インド!

2020年2月に南インドを旅してから
わたしの頭の中は毎日インド祭りである。

まいにちインド関連の書籍に目を通し

まいにちインドの音楽を聞いて

まいにいちインドの日常・屋台動画を見て

ときどきインド映画を見て

私だけのインド祭りを楽しんでいる。

嗚呼インド!

心からありがとう!



2013年にはじめて北インドを旅した。

デリー・アグラ・ジャイプール
バラナシ・ブッダガヤ



「インドといえばココ!」
と言われるようなところをいろいろとめぐった。



はじめて目にする光景ばかりでとても興奮した。

駅構内や駅周辺に
人が転がっているのを見て気分が高揚した。

へぇ。

インド人、オモシロイ。



いつ来るかわらない列車待ち。

およその列車の到着時刻を
いろんな人にたずねてみた。

どの人も
「そのうちくるよ」
笑顔で答えてくれた。

駅員も同じ。

気づけば5時間も経っていた。



夜行列車に乗る前に
トイレに行ったら
どこにも便器がなくて困惑した。


なんとなく
「こういうふうに用を足すんだろう」
とわかったとき、
停電で真っ暗になった。

一分経たないうちに復旧した。

はじめての体験をひとつクリアして
誇らしげな自分がいた。




インド寝台列車。

とても快適だった。

夜間はちょうどいい温度設定。

朝昼はエアコン効きすぎて極寒列車に。

まいった。



朝食がついていた。

食べ終わると、
インド人は床の上にトレイを置いていた。



商品(ぱん)が路上に。

こういうのを見かけるとテンションあがる。

思わずカメラをむけてしまう。

どういう事情でこうなっているのか
とても知りたくなる。




まぁ、チャイでも。



バラナシで食べたこのラッシーが
おいしすぎて滞在中毎日通った。



聖なる牛の横断による
車の大渋滞が頻繁におこる。

おばちゃんA
「あんたのも買うといたわ」

おばちゃんB
「いや~ん、
いくらやったん?お金払うわ」

おばちゃんA
「ええねん、
ええねん、かまへんから」

おばちゃんB
「ほんまにぃ、
悪いなぁ、ほなもろとくわ」

日本でよく耳にする会話に
思わず
「いっしょやん!」
と言葉がもれた。



はじめての北インドでは
おいしいターリーにはたどりつけなかった。



現地の人が日常食べているものを
自分も食べてみるという
体験ができたことで満足だ。

いや、でもやっぱりおいしいの食べたい。



インドのアイス、
とってもおいしく感じた。

毎日気温45度越え。

それでも湿度がないから
日本の蒸し暑さよりマシだった。



北インドの旅では
こんなハプニングもあった。

バラナシの宿に
結婚指輪を置き忘れて永遠のお別れ。

ブッダガヤではじめて膀胱炎に。

たまげた。

頻尿と残尿感と排尿痛とともに
トイレ通いしながらも
楽しく旅を続ることができた。

どんな状態であろうとも
意識の向け方次第で
どうにでもなることを体感した。

北インドの旅を終えて。

「もうインドやだ!」
とも、

「またインド行きたい!」
ともならなかった。

北インドの旅から7年。

2020年2月22日
南インドへ。



・ベンガルール
・マイソール
・バーダーミ
・ハンピ
・マドゥライ
・カニャークマリ
・コチ

をぐるりとめぐってきた。

南インドの印象を一言であらわすと、

人がイイ!
本当に人がイイ!

北インドでは「嘘を見抜く力」が身についた。



「オートリキシャ」
(三輪タクシー)

本気でほしいぞ。

日本でも買えるようだ。



コンパクト。



マイソールでミールス。

いくらでも注ぎ足しにきてくてる。

最初に盛ってもらった分量でもたべきれなかった。



ドーサ。
どこでもドーサ。
どこで食べてもうまい。



自国での人混みは苦手だ。


そんなわたしでも
インドでの人混みはウェルカムだ。

人混みさえもアトラクション。



インドの人口13、6億人。

近々中国を抜いて世界一位になる勢い。



国土面積もご覧のとおり。

私が体験したインドなんてのは
ほんのほんのごく一部だ。

だから、
もっとインドのことを知りたくなる。

西インドにも
東インドにも

さらに北のインドにも
まだ未踏の南インドにも
細かく細かく行ってみたい。

こういう望みをもてること、
つくづく幸せに思う。



でたっ。
便器のないトイレ。


北インドではじめて便器のないトイレを
利用したことを思い出す。

大の時はどうする?
これは小専用?

推測してみた。
インド人のうんこってゆるゆる系だから
いけるのか・・。

え?
なんでゆるゆる系って
知ってんの?


いや、
いろいろ見てきたから。

見たくないのに。




ハンピに向かうために夜行バスに乗った。

大人二人が横になれるフラットシートタイプ。

一つ困ったことが。

トイレがなくてトイレ休憩もなくて

どうにもガマンができなくなったとき

バスを止めることもできず知恵をふりしぼって

このフラットシートの上で用を足した。

夜中に2回も。

「わたし、天才!」

よくやった。



ブルーシートの中で人が寝ている。

どこでも眠れるインド人を尊敬する。



ほしい。
オートリキシャほしい。



乗れるだけ乗る。
いいな。



一見無愛想に見える人ほど、とても親切で誠実だ。



世界遺産ハンピ。
地球おもしろい。



ハンピの絶景に
あふれだす脇汗。




バスの運転手は基本裸足。

一般道を超高速で走る。

クラクションをブーブー鳴らしながら
車、トラック、他のバスを
追い越し追い越し追い越し激走する。

思わず「運転うまっ」とつぶやいてしまう。

インド人、ありとあらゆる感覚、
とてつもなく優れている。




バスでの移動は楽しい。
みんなで一緒に旅行している気分。



次から次にバスバスバス。



乗り場の数がすごすぎる。
どこだー。
わからーん。
こういうときは聞くのが早い。



子どもはいきなりズボンをおろして
路上でうんこする。

最後まで見届けたくなってしまう。



洗った衣服はしぼらない。

石に打ち付けて水気を切って

こうして干す。



インドの人は撮られることが大好きだ。



写真を一緒に撮るだけでものすごく喜んでくれる。




ここでも
「撮って!撮って!」と
はげしく声をかけられた。




あっというまにこの並び。

彼らは知っている。



素直で無邪気なインド青年たち。



いや、わたしはいいから。

その写真をどう楽しむのかそこを知りたい。



駅の外。
寝っ転がって列車待ち。



おいしいのがあたりまえじゃない
インドのアイス。
インドで食べるとおいしく感じる。



インド最大のショッピングモール。

ここは南インドのケーララ州というところ。

インドでの教育水準が最も高いんだとか。

道路にゴミが落ちていないことにおどろいた。

ショッピングモール内には
お掃除係の人が何人も常駐していて
日本のどこそこよりもきれいなことに感動した。

保冷剤を必要としないケーキ。
よく売れている。

このままの状態で家に持って帰ることになる。



ショッピングモールが
あまりにも楽しすぎて
3日間通った。

とてもいい買物ができた。



インドの人が何を買っているのか
見るだけでも楽しい。




店員さんの手際のよさに驚いた。
無駄がなくてイイ。



ショッピングモールには
このモノレールに乗って通った。

ホームにはゴミひとつ落ちていない。

これもインド。



南インドの中でも
州が変わればちがうことだらけで

北インドと南インドはまるで別の国みたいだ。

とにもかくにも南インドは人がイイ。

気楽に旅できた。

この南インドの旅で
インドへの興味が増しに増してしまった。

あれから1年以上経っても
その熱はまったくさめない。

「インド」、楽しくてしょうがない。


実際に行くことができない状態でも
こんなに私を楽しませてくれる「インド」って。

嗚呼インド!


今日もわたしの頭の中は
インド祭りで盛り上っている。


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