胎蔵界結縁潅頂
(けちえんかんじょう)
仏の世界を表す曼荼羅に向かって
華を投ずることにより、
仏様と縁を結ばせていただき
=(結縁)
阿闍梨様から大日如来の知慧の水を
頭の頂きより注いでいただく(潅頂)ことによって、
心の中に備わっている
「仏の心」と「知慧」を導き開く儀式です。
9時30分に受付で
入壇料3,000円をお供えし
「5班 11時30分~」の
入壇整理券を受け取りました。
初めてのことでドキドキです
お坊さんに説明を受けたあと
胸の前で合掌して
南無大師遍照金剛と唱えながら
授戒堂の中へ
お堂の中はロウソクと
吊り下げ燈篭のわずかな明かりのみ。
阿闍梨様から
「印」「真言」を授かります。
その後、大講堂へ移動し
写真の一番上の
大日如来さまが描かれた紙で
両目を覆われます。
授かった印の先には
花を授けられ曼荼羅へと導かれます。
そして
花を曼荼羅に投ずることによって
曼荼羅の諸仏と「仏縁」を結びます。
これを
「投花得仏(とうけとくぶつ)」
と言うそうです。
このときに、目隠しを外してもらいます。
メガネを急いでかけて状況を一瞬で確認
次に占いルームのようなところへ
ご案内されて、如来の智慧の水を
阿闍梨様より注いでいただきます。
そうすることによって
煩悩の闇をさまよっている
我々に道しるべを与えていただきます。
これを機に
本来私たちの心の中に備わっている
仏の「眼」を
次第に開眼することができるということです。
ごくごく限られた
日時にしか受けられませんが
この儀式をぜひ受けてみてくださいませ!