
神魂神社案内
御祭神 伊弉冊大神 伊弉諾大神
当社は出雲国造の大祖天穂日命がこの地に天降られ出雲の守護神として創建、以来天穂日命の子孫が出雲国造として二十五代まで奉仕され、大社移住後も「神火相続式」、「古伝新嘗祭」奉仕のため参向されている。
本殿は室町時代初期、正平元年(1346年)建立の大社造で、その大きさは三間四方高さ四丈あり出雲大社本殿とは規模を異にするが、床が高く、木太く、とくに宇豆柱が壁から著しく張り出していることは大社造の古式に則っているとされ、最古の大社造として昭和二十七年三月国宝に指定されている。
本殿内は狩野山楽土佐光起の筆と伝えられる壁画九面にて囲まれ、天井は九つの瑞雲が五色に彩られている。
(境内案内より)
参拝して感動する神社は多々あれど、いつまでも思い出される神社は、記憶力の欠乏にいささかなりとも不安を感じている自分としては、それほど多くありません。
そんな神社の一つが、島根県にある神魂神社 (かもすじんじゃ) です。
住所:島根県松江市大庭町563
交通:JR松江駅から市バスかんべの里(神魂神社)行きで25分。終点下車。

天気は、あいにくの雨
かんべの里の駐車場に車を止めたのですが、神社は結構遠くにありました
古代遺跡とロマンの探求コース「はにわロード」というウォーキングコースを見つけましたが
このあたりは、古墳が多いことでも有名です
機会を見つけて行ってみたいです

ここから歩く人も少ないと思いますが、参道入口です

意宇川周辺の意宇(おう)六社めぐりというコースもあります
八重垣神社、熊野大社の有名どころに加えて、揖夜神社、眞名井神社、六所神社、そして神魂神社
車が無いと移動が難しいですが、意宇の杜や国分寺・国司を含めて回ってみるのもいいですよ

拝殿まではここからすぐ

手水舎の柄杓は、竹でできています

階段は急こう配のため、先に女坂のなだらかコースもあります

階段を昇ればすぐ目の前に拝殿

こちらが神魂神社の拝殿と本殿

大社造りとしては、日本最古と言われています

大社造りの特徴ですが、入口が正面に向かって右に片寄っています
屋根は、栩葺。須佐神社などと一緒ですね

二間社流造の貴布祢稲荷両神社も重要文化財指定
この地域は、有名な神社も多く、旅行日程を沢山取れればよいですが、そうはいかないので何とかやりくりして訪問先を絞るのだけでも大変かと思います。距離もそう近くにあるわけでもありませんし、特に誰かと行くことを考えると、地味に見えるスポットに目を向けてもらうのはなかなか難しいと思います。
出雲大社、八重垣神社、須佐神社、美保神社、日御碕神社の有名スポットを巡ってみて、神社への参拝もいいなと思えた時には、次の機会として、是非選択いただきたい場所の一つです。何か目立つような観光的なイベントがあるわけでも、見栄えのする撮影スポットがあるわけでもありませんが、何とも言えない神聖な雰囲気を味わいたいのでしたら、こちらをおすすめいたします。☆5つです。
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