飼い猫の遠吠え

とにかく気持ちは前向きに寝る間を惜しんでほふく前進・・・

西九州新幹線に乗りました

2024-03-07 01:35:32 | 旅行のたしなみ
世間は、2024年3月16日に敦賀まで延伸される北陸新幹線の話題で盛り上がっておりますし、福井=恐竜王国というビジュアル的にも分かり易いアピールのためか、最近よく見かけるようになりました。今年1月には、恐竜博士が大宮駅に観光PRで出張していたのを偶然にも発見してしまい、年甲斐もなく思わずベンチで写真を撮ってしまいまして・・・福井県内のあちこちの観光名所に現れるため、いつの間にやら自分の中でもお気に入り化していたようでして・・・いやはや恐ろしい。

今回は、そんな北陸新幹線・・・ではなく、2022年9月23日に開業した西九州新幹線の話題です。
ええ、今更です。しかし、なかなか九州まで行く機会も無いものですから、開業から1年以上経過してしまいましたが、ようやく実現となりました。旅程といえば、東京駅から博多駅までも当然のことながら新幹線移動。青春18きっぷの移動に比べれば、乗り換えもなく座っていれば目的地まで行ってくれるわけですから、全く苦にもなりません。現状、西九州新幹線は、「武雄温泉駅~長崎駅」の一部区間での開業となっているため、博多駅からそのまま西九州新幹線とはいかないようでして、武雄温泉駅までは特急でそこから長崎駅までが新幹線というルートになります。JR東日本の「えきねっと」、JR東海の「スマートEX (エキスプレス予約)」、JR西日本の「e5489」 のようなネット予約サービスがJR九州にもあるのですが、他のJR各路線と違い、今後も使う予定が殆ど無いと予想されますから、今回の一回限りの旅行で会員登録するかが悩ましいところです。特に使わないユーザーIDとパスワードを憶えていられないというのが、目下のところ一番の問題です。
結局、博多駅の券売機で切符を購入することにしたのですが、インバウンドの影響か、旧正月の恩恵か、券売機前は長蛇の列が出来ておりました。平日だから大丈夫だろうと油断していましたが、さすが九州最大の都市は大人気です。良かったことと言えば、次の特急まで時間がありますから、素直に並びます。
待っている間に列車を検索すると、新幹線連絡の特急列車:リレーかもめの出発まではかなり時間が空いてしまうため、その前の特急に乗ってしまっても良さそうな感じです。丁度、そこで見つけたのは、特急:ハウステンボス。名前の通り、博多駅から長崎県佐世保市にあるオランダの街並みを再現したテーマパーク:ハウステンボスを結ぶ特急列車です。実は、ハウステンボスにはまだ行ったことがないのですが、今回の目的地は長崎と佐賀、ハウステンボスはまたの機会で考えたいと思います。ただ、過去に行ったことがあるような記憶があるのですが、よくよく思い出してみると志摩スペイン村であったり、和歌山マリーナシティであったりして、ヨーロッパ皆兄弟的な思考の持ち主ですので、まぁ致し方ないです。そのためにもリハビリがてらブログ記事にしてみるのが良いとは思うのですが、こうして夜更かしして書いているのが脳に良いのかどうかが微妙なところ。
そんな耄碌した話はさておき、今回の目的地は、西九州新幹線に乗っての長崎駅。券売機でまずは特急列車:ハウステンボスを購入。その後に西九州新幹線を購入しようとしましたが、何故か武雄温泉駅から購入する選択肢が見つかりません。どうやら、リレーかもめを選択しないと武雄温泉駅からの新幹線は購入出来ない模様(多分)。購入方法をきちんと調べたかったのですが、後続の行列を待たせたまま調べ続けるメンタルの強さがなかったため、武雄温泉駅で新幹線の切符を購入しようと決めて、とりあえず移動することにしたのでした。




こちらが特急:ハウステンボス。名前の通り、海外の車両のように見えますね
実際は、前4両が特急ハウステンボスで後ろは特急みどりが併結されています




内装はどことなく異国感を漂わせておりこれまた満足
予約時に人が殆どいないことがわかっていたため、博多駅で購入した駅弁を食べながら移動します



そして、武雄温泉駅。
武雄温泉には、何度か来ていますが、駅に来たのは今回始めて。新幹線が出来たためか、駅舎もとても新しいです。
リレーかもめでは、到着した同じホームの新幹線にすぐ乗り換えとなりますが、連絡していない特急ですと、新幹線が来るまで色々見て回れることがメリットです。とはいえ、楼門がある武雄温泉まで足を運ぶには時間が足りなく、雨も降ってきてしまったため駅の中で過ごします。




TAKEO・・・人の名前みたいです
最近、あちこちの観光地や主要駅で見るようになった英語表記の文字パネルが置かれていました
鳥取駅で見たのを皮切りに、福岡、四日市、秋田・・・とあちこちで見かけるようになりました。SNSの影響ですかね



しばらくブラブラしていると、ようやく新幹線の乗車時間になりました。初の西九州新幹線、どんな姿なのか楽しみです。




西九州新幹線の名前は「かもめ」
毛筆のかもめという文字が乗車ドア横にデカデカと書かれています
下手ではないですが・・・バランスが微妙なため、調和していない感じに見えてしまうのでしょう




内装は落ち着いた色合いです
後で知りましたが、黄色は自由席で指定席はもっとゴージャスだとか
ガラガラだったので自由席にしたことをちょっと後悔・・・




武雄温泉駅は、ホームの長さが短めなようで、ホームの先端に来てもフロント部分が真横までしか見られません
それにしてもライトの部分のKAMOMEの英語表記でまつ毛をつけているように見せるなんて、さすが新しい新幹線は違うなと感心しきり



長崎駅までは約30分。博多駅から乗り継いで大体1時間40分程の乗車時間でした。以前の直通運転の頃の特急が最短で約1時間50分。新幹線で最速の場合、1時間20分ほどということですので、約30分の時間短縮となったそうです。特急から新幹線への乗り換えも到着ホームでの乗り降りなのですぐに乗り換えられる利便性は考えられていますが、やはり時間がかかっても乗り換え無しで行ってほしいと思ってしまいます。全線開通、お願いしますね。
ただ、この乗り換えで良い機会となりそうなのが、中継地点の佐賀県でしょう。北陸新幹線開業で大きな恩恵を受けた富山のように、もともと観光資源としてのポテンシャルは高いので、上手く活かせれば多くの集約を見込める気がします。




長崎駅に到着後。再び確認




わっ、口紅までついているではないですか
ハイカラな新幹線なのですね




そう思って帰りに乗った新幹線は、いたってノーマルな外観をしていたため、これまたビックリ
後で知ったことですが、最初の新幹線が特別仕様であったようです




その後は、特急みどりと




特急つばめにも乗車
乗り物好きとしては、直通運転でなくても良いかなと思いました


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