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お米関係者が多いかな(笑)
生きているうちに大きな異常というか
予測していないことが起こることがある
101年前の関東大震災
小生が1952年に生まれた生家は大震災で倒壊した後建てられた建物だった
1941年から1945年までの大東亜戦争(太平洋戦争)の時代に遭遇した世代
小生の父は25歳から30歳まで兵隊として従軍していた
九死に一生を得て復員し家業を再興した
この戦争で邦人およそ300万人が亡くなった
2011年、東日本大震災に遭遇した人々
一瞬のうちに津波にのみ込まれた地域、人
原発がメルトダウンし、住むところ、生活するところ、仕事も失った人
その他にも予期しない大事件や自然災害もある
お米の世界では1993年(平成5年)の大冷害による大不作
たまたま政府在庫もほとんどなく、緊急輸入で長粒種を入れたので大混乱
1994年春にコメパニックが発生した
小生は米会社の若き社長(41歳)をしていた
一日の精米量およそ100トンの会社だった
バブル経済の崩壊の後で不良債権抱えていた
結果的にコメ事業の営業権と固定資産を総合商社に売却し借金返済した
人生長いことやっていると予期しない出来事に遭遇する
相田みつを先生の言葉を借りれば
その時どう動く
そういうことになる
そして、わたしのデスクの近くに
今、コメが足りなくてプチパニックになっているが
こういう事態に遭遇した時に真価が問われる
信用をなくす
信頼が増す
無い時に欲しいというのはあたりまえ
余った時にどう対応するのか?
値上がりした後、暴落したらどう対応するのか?
長い信頼関係をどう築くか
それが大切だし
それが問われていると思う
弊社は産地生産者あるいは産地集荷業者と直接取引している
それを「取り組み」と呼んでいる
スポット取引はこういう時厳しい
非常時に真価がわかると思う