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市川稔の米(マイ)情報

牛丼安売り戦争第二幕

安売り戦争第二幕。

山形から研修に来られていたので・・・。

マーケティング研究のために、昨日から牛丼並盛270円に値下げした吉野家に行きました。

単価上げたい、

作業効率上げたい、

痛いほど伝わってきました。

近くの店舗はカウンターだけの店でなく、テーブル席が多いので店員の歩く歩数が格段に多い。

半分、パニック状態でもあり。

店員さんが、生姜の入った箱をおもいっきり落としてしまった。

セール期間中は牛丼とそのセットものだけのメニューになっていました。

客単価上げたいのでセット物をずらりとメニューの中心に据えています。

牛丼並270円ぽっきりでは絶対額上がらない。

4人合計、たったの1480円でありました。

一人平均370円ということに。

安いねぇ。

店内の様子も観察してきました。

どんな人が来ているのだろう?

女性客の比率は?

ひとり客、グループ客、ファミリーは?

従業員も休む間もなく・・・・


この際、良し悪しは別。


そこまでやるかという強烈な戦いを民間はしているのです。

デフレと闘っているのです。

一円も補助金などもらわずに必死の顧客争奪戦を展開しているのです。

必死になれば知恵も出る。

どこか、誰かを犠牲にしてはいけないが、民間の必死なこの思いを政治家や役人は勉強して欲しい。



写真の50円クーポンはセール期間終了後使える金券。
(8月3日午後3時から31日夜12時まで)

かつて、日本マクドナルドやリンガーハットがクーポン販促で苦労した。


かわいそうなほど努力しているんです(どこかで聞いたセリフ)



ひとりごと


大手3社の中では吉野家の牛丼が美味しいと思うが。
安売りに参戦も業績見ればやむを得ずだが。
反対に国産牛使い高級路線も実験する価値あると思うけどねぇ。
倍のプライシングにしてみそ汁の質も上げる。
従業員のやる気が変わると思うのだが。

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