市川稔の米(マイ)情報

ラストワンマイル問題

宅配便の問題が大きな社会問題に発展。

本来、個人宅の荷物を個人宅に送るというもので開発された画期的なものです。

東京にいる息子に故郷の食べ物などを送る。

10㎏ほどとして、千円で送れれば安いもの。


ところが、今や宅配便の荷物の8割は法人からだという。

そういう、小生の会社でも宅配便にお世話になっていて、宅配便がなければ業務出来ない。

なにせ、トラックを保有していない会社だから。


報道では、ネット通販の成長で荷物が増え、ドライバー不足という深刻な問題もあり追いつかない。


宅配便は、


最寄りの営業所に集まったものを近くのセンターに集め、自動仕分けして方面別に大型トラックなどで幹線輸送し、

各センターからそれぞれの営業所に荷物が届く。

それを配達にまわるわけだ。

最後に届ける部分をアメリカでは「ラストワンマイル」という。


最後、手渡しで配達が完了しないと完結しない。


余裕でやっている時代は、朝方までの営業所に届いた荷物を午前中に配達し、午後から集荷と配達を兼ねる。


それが、営業所に午後も大量の荷物が届くことになり。


宅急便が始めた時間帯別配達もあり、やってもやっても終わらない。


時間帯希望に配達に行っても留守もあり。

再配達は2割以上になるとか。


ドライバーに話を聞くと、8時前、7時に出社し、終わるのは9時過ぎとか。


長時間労働で体力気力が強くないと務まらない。


Amazonが佐川急便から宅急便に移り、荷物が急増したことも大きな要因になっていることは間違いない。


なにせ、ネットでモノを買うというのは日常のことになっているから。


送料無料となっているケースが多い。


タダというのは無価値を意味している。


無料ということはなく、発送元負担という意味で、お客様から送料は頂かないという意味だ。



おもしろいもので、一般の人もいろいろ解決策を話し合っている。


値上げやむなし


再配達は有料にすべし


宅配ボックスの整備(補助金入れるなど)


高層マンションなどは宅配ボックスのみの配達にすれば
(宅配ボックスが足らない)
(宅配会社それぞれ配達するのではなく代表の1社が集約してやる)


Amazonの箱は大きすぎる、小さいものは郵便受けに入る大きさにすべき


コンビニ受け取りは料金安くする
(コンビニの業務増えて大変だが)


夜配達の時間を早める


12時~14時時間指定は廃止する
(ドライバーの休息時間を確保)



表面的なことではなく、もっともっといろいろあるでしょう。



社会のインフラになった宅配便。


利用側の思いやりということも大切なことだと思う。


ドライバーにご苦労様と一言声を掛けるだけも違うと思う。



いろいろな意見、記事を以下に。



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