個人商店でも、町工場でも、農業経営でも同じことですが、後継者問題に頭を悩ませています。
特に、子供に高等教育を受けさせれば、受けさせるほど、役人や大企業の勤め人の方が良いということになります。(小生はどうかと思いますが・・・)
ある、米屋を経営している方からの質問です。
これから、10年後の米屋はどうなっているのでしょうか?
小生の答えは、米屋がどうなっているのではなく、あなたの会社がどうなっているのかということが大切なのですよと・・・。
後継問題についても、これからの時代は大変と思うから、後は継がせないと思っていると言われるのです。
ちょっと待ってくださーい。
米屋を永遠にやるなどと決める必要もありません。
それは、ナンセンスです。経営とは、ある面では「変化対応業」ですから、どんどん変える部分は変えて行かなくてはなりません。
会社、あるいは商店、町工場でも、農業でも、「経営を引き継ぐ」のが後継者であって、○○業を引き継ぐのではないと思うのです。
もちろん、後を継ぐか継がないかは、自由ですから強制するものでもありません。
一方では、子供さんに恵まれなかったり、適任後継者が見つからないので、会社の合併や売買が、個人経営会社でも増えています。
従業員の生活もありますから、そういう選択肢も増えるでしょうね。
日本を元気にするには、民間が創意工夫して、需要を創造することです。
「業種」に縛られない柔軟なアタマが必要ですね。
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