市川稔の米(マイ)情報

新型ゴルフ試乗

昨日のブログで新型ゴルフがすこぶる進化しているらしいと書きました。

運転していないのにレビューは書けないので試乗してきました。



買う気はないよ~

だけど試乗させていただけますか?

専門家の評価があまりに高いので試乗してみたいと・・・。

快く試乗させてくれました。

1400ccターボのクルマ。

聞けば、1,2ℓより1,4ℓの方が売れているそうだ。

まだ発売したばかりでその店では納車は1台だけだという。

受注は順調のようだ。

「どんなユーザーが多いですか?」

「どういう年齢層ですか?」

「ファーストカーが多いですか、セカンドカーが多いですか?」

「VWからの乗り換え、国産車、他メーカーからの乗り換えはどんなですか?」

これじゃまるで取材ですね(笑)


小生は自分のビジネスや世の中の動きをウオッチしているのでそんな質問になってしまいます。

VWは長いことドイツの国民車でした。

ドイツといえば制限速度なしのアウトバーンが有名です。

あの、ヒトラーが作らせたのはよく知られています。

リアエンジンリアドライブのクルマでした。

そのVWがフロントエンジンフロントドライブの初代ゴルフをリリースした時は鮮烈でありました。

世界中のクルマメーカーがベンチマークするクルマなのです。

何代かは魅力的でないゴルフもありました。


今度の7代目ゴルフはタダモノではないと思います。


車重1260kgとは86とほぼ同じです。

たいていの小型車はそれより200kgくらい重いのでは?

日本人の体格では3人分の大人の重量の違いです。

これは劇的に違うのでありまして。

カローラより100kgほど軽く、プリウスより200kg軽い。

クルマの乗り心地と車重というのは密接な関係があります。

動きは鈍いが重たいクルマの方が一般的には乗り心地が良いのです。

ところが新型ゴルフは乗り心地がすこぶる良い。

トータルの意味でボディ鋼性が高いと思われます。

これがドイツ車と日本車の大きな違い。

小生も過去ドイツ車を6台乗りました。

高速巡航では明らかにドイツ車の方が勝っています。

時速80km以下の乗り心地では日本車の方が優れているかな。

さて、7代目ゴルフ。

とても車重1260kgのクルマとは思えないドッシリ感があります。

1,4ℓターボエンジンは低速トルクが太い。

最大馬力で判断するのではなくエンジン回転がどの回転の時にトルクを発生するか。

低速回転の時に太いというか大きいトルクを発生する設計になっているエンジンは街乗りでストレスが少ない。

昔のターボエンジンはある回転数の時に一気にトルクが大きくなるので運転しづらかった。

それはそれで楽しみもあったと思いますが。

普通の街乗りや高速道路巡行ではスムーズな回転上昇が好まれる。


その点、このNEWエンジンはかなりの優れもの。


燃費期待をどこまでするかということもありますが、モーターの補助を得なくとも燃費優れたエンジンが素晴らしい。

燃費に優れ、加速も優れるという両立が難しいのだ。


安全性への装備も重要な選択肢だろう。

クルーズコントロールも前のクルマの追走プログラムも装備。

これは長距離ドライブにはすこぶる重宝する。


日本メーカーにはもっと頑張ってもらわないといけません。


運転感覚としては、女性にも優しいし、ちょいとアクセル全開にすれば走り屋もそこそこ満足するだろう。

クルマには車格というものがあり、上のランクの乗り心地が良いことになっている。

250万から300万のクルマのクラスではダントツに乗り心地が上等だ。


運転する喜びは同じ価格帯でもある86にはまったく敵わないけどね(笑)


それにしても新型ゴルフは価格帯から見て恐るべしクルマであることは間違いなし。

安全性に関する装備がこのクラスとして充実している。

装備表


発売直後は値引き条件も無い。

日本向けの純正ナビが間に合わなく、今購入するといわゆるオンダッシュのカーナビになるとか。

2013年秋以降になるそうだ。

別に純正でなくとも良いと思いますが。

価格は安いしオンボードの方が見やすいし。


急ぎでない方は販売が一巡したあたりが狙い目かも。

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