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市川稔の米(マイ)情報

コメの収穫期

この週末もコメ産地をまわってきました。

台風接近なので、予定を早めて昨日帰ってきたのは正解でした。


産地に行くというより、人に会いに行く。

今年は新しい企画もあり、初めて訪問する農業経営者が多かった。

回り切れていないので、行かれなかった生産者の皆さんにお詫び申し上げます。


なにより現場を見させていただくのが一番。

見ると聞くとでは大違い。

百聞は一見に如かず

(人から話しを何回も聞くより、直接見てしまったほうがよいということのたとえ。)


ある、農業経営者の言葉が耳に残る。

いわゆる、中山間地。

一本の川が山から低いところに流れています。

その川沿いに集落があります。

上流に行くほど農地になる面積は小さくなり険しくなります。


限界集落


地域の崩壊


30ほどあった集落のうち8つ崩壊。

3つは住人ゼロ。


その生産者は3つの集落の農地の約8割を引き受けて「米作り」をしている。

一番上流に近い集落になってしまった。

約18haだが小さい田んぼなので250筆になるそうだ。


地域が崩壊してゆく。


これが、山間地の現実。


冬は雪が2メートル50cmは積もる地域。


オリンピック?
ロケット?
原発?
TPP?


限界集落、集落そのものが消滅している地域に居ると素直に喜べないというか違う世界の話しのようだ。



自分の米作りは地域そのものなのだ。


だから、付加価値を認めてもらえる作りをしている。


環境を守ることも大きな仕事。



うまく表現出来ないが、そういう地域、農業もあることを忘れてはいけない。




※いよいよ、今週に「米市場.com」をリリースする予定。
売り物がないと「売るもの」がありません。
公開しないと参加出来ませんが、公開した際はご参加お待ちしています。
宜しくお願いします。

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