市川稔の米(マイ)情報

100均業界の激動

外国人観光客に人気の100円ショップ。


たしかに、これが100円(税別)かと驚く商品がたくさんあります。

必要なものを買いに行くというよりは、いろいろなものがあっておもしろいから売場を歩く。

衝動買いというか後で考えれば不必要なものをつい買ってしまう。


その100均業界も実は大変なのだ。

デフレ円高で「価格志向」「値下げ志向」輸入物は安くなり、モノの価格は安くなり・・・

先行した100均業界はスーパーの安値攻勢やコンビニの100円ものとも競合。


100均業界の今後がどうなるか?


ここにもひとつの見方があるのではないかと思う。


東洋経済オンライン


100均業界は小売で税別100円ということだが。

そこには供給しているメーカーや問屋がいるわけでありまして・・・・

ヒットすれば大量注文だし、売れなければ在庫の山になるだろうし。

大量生産出来る発注を出すからメーカーも安くても応じるのだろうし。

どこが在庫リスクを持つかということも大きな鍵になる。


国内生産の商品

輸入の商品


小売が100円という上限がある以上、納入価格の上限もある。

ある老舗メーカーの倒産


原材料費上昇、人件費上昇、電気代上昇など原価上昇の要因はいくつもある。

ブランド使用料も大きいだろう。


100均業界は実はかなり高粗利の業界でありまして。


メーカー、問屋は100円小売の商品をいったいいくらで卸売しているのでしょうか?

物流センターへの納入価格でしょう。


65掛け?

60掛け?

55掛け?

5掛け?

48掛け?


チェーンの規模により違うようです。


仮に6掛けとしたら60円です。


プラスチック加工品など日本製がかなりあるのに驚きます。

IT駆使して製造自動化などでコスト抑えているのでしょう。

需要、ニーズを先取りしてヒット商品を連発しているメーカーもある。


ただ、全体的にはこの業界はインフレ傾向、円安傾向になれば厳しいのは歴然でありまして。


成功には必ず裏がある。



ところで、コンビニにも100円コーナーがありますね。


お菓子など。

冷凍食品もある。


100円のお菓子の納入価格は50円割れしていると業界の人から聞きました。


100円でモノを買う時に、これはいったいいくらで納入されているのだろうか?


原価はいくらなのだろうか?


そんなことをたまには考えてみるのも良いかも知れません。



そこには人々のいろいろな想いや苦労が詰まっている。

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