国の財産でもある備蓄米を叩き売り
4年産だから3年前のコメ
これは大手小売りがこぞって注文し20万トン
やはり、
精米して袋詰めしてくれる精米工場奪い合い
遅れ遅れになるだろう
6月、7月、8月、9月、真夏の暑い時期に古古米を食べて
1回は安いから買うけど続けて買うのでしょうか?
わたしは売れ残すところ多いと思う
店舗販売は「商圏」というものがあり
いきなり新たな仕入れ、安いからと何倍も売れない
こういう場合、適しているのはネット通販でしょう
商圏が全国だから
今まで、小売事業者は仕入れの在庫リスクなんて考えたことないだろう
欲しいもの、必要な時、必要なだけ仕入れていた
価格低迷していた長い年月
コメの仕入れ、たとえば大手コンビニの例だが、新米出て、新米が前年より相場安い年もあった
年間契約数量決めて、米会社は在庫持っています
「新米安いからそれに切り替えてくれ!」
在庫あるのでと言えば、それはそちらで処分してくれ
用意していた玄米を損切で処分しなければならなくなった
こんな横暴がまかり通っていたこともあります
6年産が足りない、在庫少ない
だから、供給するために米会社は高い相場の玄米も仕入れる
なので価格は上がる
古古米ですが、相場の半値、三分の一、四分の一で小売会社に叩き売り
そりゃ、その古古米は5㎏2160円で販売出来るでしょう
中小スーパー、街の米屋向けに3年産の古古古米を直接売り渡すという
農水省の説明をWEBで参加し聞いてみた
対象は 取扱量 年間1000トン以上1万トン未満の会社
共同購入可
申込数量 1000トン以下
配送は10トン又は12トン単位 車上渡し(荷下ろしは買受側で行う)
実際は備蓄米管理委託会社とやりとりすることになる
運賃は国が負担
売り渡し価格 令和3年産玄米1等60㎏あたり10,080円税別
2等△300円、3等△1300円
30㎏紙袋かフレコンか選べない
産地・銘柄選べない
転売禁止
販売は小売に限り、業務用向けNG、スーパーへの卸もNG
引き取り期限 7年8月20日
販売状況を隔週及び月単位で報告
販売期限というか要望 8月末までに売り切る
販売価格の指定はないがなるべく安く販売して欲しい
なので、ブレンドもしないで欲しい
などなど・・・
そんなもん、街の小さな米屋仕入れできるわけがない
ちっとも街の米屋向けではない
消費者向け限定販売というのもハードル高い
給食、病院、老人施設などへの販売もダメというのも
そして、
さすがに4年前のコメ単品精米は商品として???です
コメならなんでもという風潮が怖い
わたしの会社ではもちろん仕入れません
まだまだ混乱続く