goo blog サービス終了のお知らせ 

市川稔の米(マイ)情報

市川稔が感じたこと、想うことを随時更新します。米の生産、流通、消費、行政など。
グルメ、クルマも。

煽るメディア

2025年06月03日 05時27分00秒 | Weblog
連日テレビ報道で備蓄米発売のことやってます

当初放出した備蓄米は影薄く

後から小売事業者に政府が直接販売した備蓄米
いわゆる進次郎米

3年米の古古米、これから4年前の古古古米も出てきます

玄米60㎏1万円あまり、運賃政府持ちなら白米にして㎏400円なら利益率かなり高いです
玄米相場1万円なら米業界なら㎏300円以下で売る

政府が小売価格まで指定するのはよくない

全農が米卸売に販売する相対価格は26000円くらい
スポット取引相場は45000円、46000円くらいだったが、
昨日下がって42000円も

1万円で仕入れできれば5kg2000円はフツー
政府在庫の備蓄米放出すれば在庫は残りは5年前のコメ

回転備蓄といって、年20万トンくらい備蓄米買い上げ、5年経過したら家畜のエサにまわす

メディアは古古米でも新米とそれほど食味変わらないみたいなことさかんにやってます
メディアからの取材で、古古米美味しいわけないでしょと答えたらスルーされます
産地も銘柄もバラバラ
とうぜんながら品質食味もバラバラです

こんな報道がマシな方かな


安いから1度は買ってみたいという心境だろうか

どうやればもっと美味しい米作れるか
そうやって頑張っている生産者に失礼です

わたしの会社では7年産出るまでの6年産在庫確保しているので古古米、古古古米当然ながら買いません売りません



先に入札で出した備蓄米31万トン
年産新しいが同じ備蓄米なので高くて売れない
キャンセルが出ている
政府も買い戻しもありとか

もう、なんでもありですね

振り回されないようにしないと

備蓄を安く出すんじゃなくて、物価対策で広く消費者に国民を支援するべきだった

と、思う







最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。