2月22日のSharq紙から
バフラーム・ベイザーイーは映画、舞台、文学における高名な芸術家であり、現在、「へザール・アフサーン・コジャースト?(千の物語はどこ?)」という最新作を校正中である。この作品は「千一夜物語」の研究を含んでいるものである。
ベイザーイーは昨年、「千一夜物語」についての研究である「リーシェヤービーイェ・デラフテ・コハン(古い木の根を求めて)」という本をロウシャンギャラーン社から出版した。
ベイザーイーは「へザール・アフサーン・コジャースト?」について、シャルグ紙のインタビューに対してこのように語っている。
「この書は実際、『リーシェヤービーイェ・デラフテ・コハン』の第二部に当たっている。私がこれを執筆していた時にはそれを本という形で出版するつもりはありませんでした。このため、私が見るところ、詳細に書くべき点の多くを書き落としていました。そういうことで、『へザール・アフサーン・コジャースト?』はその続きとして執筆されたのです」
ベイザーイーは、前作を再編するつもりはなかったと述べている。以前、千一夜物語の研究書について講演を行った時に、再編するつもりであると述べていたが、実際にはこの講演は、新たな作品を執筆するための口実であった。
ベイザーイーは現在、最新作の最終的な校正を行っており、この作品がたとえ前作の続編であるとしてもそれ自身独立した形を取っており、「へザール・アフサーン・コジャースト?」というタイトルでロウシャンギャラーン社から出版される。
彼は「ヘザール・アフサーン・コジャースト?」も前著のように、約100ページで来年早々に出版されるであろうと述べている。
ベイザーイーはこれまでの約40年の活動の中で、30以上の舞台脚本と、40作以上の映画脚本、イラン、日本、中国その他の国における舞台についての研究書を執筆している。革命(1979年2月)後、「タラのバラード」「ヤズドゲルド皇帝の死」「バシュー;小さな異邦人」「また遭えるのなら」「サグ・コシー」といった映画を制作し、「ヤズドゲルド皇帝の死」「千一夜」をはじめとする脚本を舞台に乗せてきた。
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