窓辺びより

毎日が平凡だなんてとんだ勘違い。カーテンを開けよう。ほら、今日も窓辺びより

第1回通しコメント(4A)

2009-11-24 15:30:16 | ミュージカル
もはや通しの演技に対するコメントではないかもしれない。
むしろ各シーンへの注意点的な性質が強いかもしれない。
短めに書ける所は短く書いていきます。
駒場祭中に全て書き終えるつもりでしたが個人的な事情によりできませんでした。申し訳ありません。


4A
(確認)舞台上真っ暗になったらベントスは固定スポットの当たる定位置へ。ベントス定位置に着いたら4Aがはじまります。

(ベントス)
大統領就任間近、自信に満ち溢れたベントス、今夜は自分を支援する貴族たちを招いてのパーティーだ。スポットライトのあたっている時のベントスの心情よく考えて。

[SPたち]
 来賓の客ともっと積極的に交流しよう。
 今宵集まった人たちは大事なベントスの支援者たちだ。丁重に、失礼のないよう高貴な方々をおもてなし。

[貴族たち(全般)]
 自分はどのような形でベントスと関わりがあるのだろう。その点を具体的に想像してみて欲しい。

 ex)たとえば。「そうなれば私の会社も優遇されますな」かつて新大陸の港制覇を果たしたベントスは現地の商人たちともパイプがある。この会社は、そんなベントスの口利きによりほぼ独占的に新大陸から紅茶を輸入して販売している大きな貿易会社である。会社を営む一家はこの国で指折りの名家で、政治界への発言力も強い。現社長は政治家としての道を歩んでいくベントスのパトロンとして資金を提供した見返りに独占貿易の権利を手に入れた。

 そしてベントスとの関わり方についても考えてみて欲しい。

 ex)たとえば。豪快で細かいことなど気にしない。手腕のありそうな人物なら金のある自分が支援すべきと太っ腹。
   たとえば。ベントスを支援すれば絶対に権力が手に入ると思い込んで調子に乗っている。
   たとえば。知的でベントスの行く先を全て考えている。ち密な計算の上で支援を決断。

 顔を合わせる貴族たち同士についても何か相手への印象などが決まっていると面白いな。

 ex)たとえば。あそこの家は今でこそ大臣を輩出しているが、血筋で言えばうちの家の方が格段に上なのだ。

 具体的な動作としては、互いの挨拶の他相手方の夫人の服装を誉めてみたり、屋敷で出迎えたベントス・SPたちと挨拶を交わすのもあり。


 マネーイズオール、堂々と踊りましょう!富と名声さえあればいい、金が全て、という歌詞にパワー負けしないように。曲が終わったあとはびしっと決めて!ここでぐらつくとそれまでの動きが全部無駄になってしまう。

 また、「先へ進み~」に入ったあと、後方で「money is all」と歌う所が聞こえづらい。横を向いている分声が前に届きづらいので大きな声を意識して。そしてその箇所だけでなく、全体的に声に力が無いように感じる。M発声もっと意識して。歌っている時の表情ももっと、活き活きしていた方が良い。

[伯爵A]
 声の感じ、ベントスより年上の男という印象があって良い。ただ「少し気が早いのでは」滑舌気をつけて。はっきり言えるように台詞を練習して欲しい。

[夫人B]
 声・表情良い。強いて言うなら、台詞の後一瞬真顔に戻るのが少し気になった。 

[伯爵C]
 表情良い。「我が社」「安泰」滑舌気をつけて。

(夫人D)
 夫婦二人して喜び合っている雰囲気が出せると良い。

[夫人E]
 はじめ問いかける時はベントスをきちんと見よう。
 ここで「船がベントスの手元に無い」事が分かってマーマレードの動きへつながって行く。台詞中のキーワード「船」は大事。


[マーマレード]
マーマ、「ベントス様!」場の空気の流れを断ち切る台詞だということを意識して。
ベントスの屋敷へ潜入する二人の計画の内容を具体的に考えておく。

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