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教習指導員@いんすくんのつぶやき

教官業と温泉と独身とセンチメンタリズムを足して4コマ漫画で割ったようなブログです凸合宿免許制教習所=自動車学校で強制労…

おしらせ

何か、サヨナラしたのにまだそこにいたの?って感じで恥ずかしいけど…皆様、ただいま漂流から何とか生還いたしました。 (7/13更新)

停滞 ~京へのぼる(8)in鹿野温泉足湯~

2008-09-11 | ボクの趣味(ほぼ温泉)


国民宿舎山紫苑。駐車場の一角。

「足湯」とありました。


ぬうう。もう少しで日暮れ時。そろそろ発たねばならぬというのに。


結局ドボン。

アチアチ。

加水をしているらしいんですが源泉温度が高いですからね。

まだ寒い時季でしたけどかなりあったまりました。


この足湯のすごいところはね、

なんとバス停の待合室になっているのです。





バスを待ちながら足湯につかれるなんて、粋ですてき。

ボクだったら2、3便は乗り過ごすね。


というかバス10便分は乗り過ごしてるね、この旅の進度。


紫色に染まった空の下、ボクはまた、東へ向かう。




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地味の意味 ~京へのぼる(7)in鹿野温泉今市集会所~

2008-08-11 | ボクの趣味(ほぼ温泉)


ボク「鹿野温泉はどこですか?」

女性「ええと、新しい温泉ならあそこにありますよ?」

ボク「いや、ボクが行きたいのは集会所の方なんですが…」

女性「え?集会所!?集会所に温泉があるんですか?」

ボク「あ、はい。多分…」

ということで地元の人も知らないマニアック温泉を探しました。





見た目、集会所…にすら見えない。


ましてや温泉なんて…

湯船を見るまで半信半疑。

浴室のドアを開けてみて嬉しくなる。





ボク好みのシンプルなデザイン。小ぶりの浴槽。清潔感のある洗い場。

ドバドバとお湯が出る注入口が見当たらず、オーバーフローもしていないんで、一見循環式に見えるが、実は正真正銘の源泉かけ流し。

注入口は湯船の下方にあって、壁にある蛇口を捻れば底から62℃の源泉が注がれる。

多分狭い湯船で源泉が高温のため、水面の上から注ぐと危険だからこのようなつくりになったんだと思う。

そして側面排水。壁の水面の位置に排水口があり、お湯が外へ出ていく。


ボクと入れ違いで出て行った地元のオジイサンが調整していたのか湯は熱めになっていた。

ボクはぬるめが好きなので少し蛇口を絞った。

泉質は単純弱放射能泉。無色透明。

ここの温泉は「おんな湯」と言われ、肌に優しいアルカリ性のお湯だ。

おんな湯…。甘い響き。ちょっと嬉しくなった。


今までボクは、かけ流しはドバドバと注がれ、ジャーっと湯船から溢れ出る豪快さが良いと思っていた。


でもこのつくりだとすごく静かだ。

蛇口を捻るとシューっとパイプを流れるお湯の音、

そのお湯が注水される時のこんこんとする音、

排水口にチョロリチョロリと吸い込まれる音。


慎ましやか。


ボクの浅はかな温泉観は簡単に覆された。

最強に地味なのに、強烈な存在感のある温泉。

ボクは決して忘れないだろう。

地味ってのは地力の味って書くんだなぁって思った。みつを風に。


外へ出たらもう空は薄暗くなっていた。


角を曲がる前に、もう一度振り返る。

集会所が温泉なんて。。

温泉につかりながら町内会議すんのかな?


そんな心配よりも今夜の宿の心配をした方がいいなと思ったボクはまた、東へ向かう。




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別れ際

2008-07-21 | ボクの趣味(ほぼ温泉)


「帰りたくねぇな…」

「ウン。私だってあなたを帰したくないわよ」


これは、昨日の別れ際の会話。


ボクと別府との。


別府のヤツめ、ボクを引き止めようとするの。

「まだとっておきのあるんだけど~?アッツイの欲しくない?」って。

優柔不断なボクは、危うく流されるところだったけど、

別れ際ぐらい男らしくビシッと決めたい。


「もうやめようぜ。これ以上は火傷しちまうぜ?…オレ、帰るよ。」


で、結局13湯目でやめておいた。(けっこう流された)


「冷たいのね。さよならが平気なの?」

別府は言った。

「ああ。平気だ。キミとは長い付き合いになりそうだからな…」

別府はフフッと僅かに微笑み「そうね」とだけ言った。


別れ際は別府温泉の湯上りのようにサッパリしていた。

それは、ボクに確信があったから。

またすぐに会いに来こよう。って。


てわけで只今、別府と遠距離恋愛中です。




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国宝の拝み方 ~京へのぼる(6)in三徳山投入堂~

2008-07-14 | ボクの趣味(ほぼ温泉)


三朝温泉から鹿野温泉に抜ける道は、急勾配。曲がりくねった峠道だった。

その途中、次期世界遺産候補と名高い三徳山投入堂があった。

こんなところにあるとは…。


投入堂は険しい山道を登っていかないと拝見できない。

日本一危険な場所にある国宝と言われる。

まぁボクなんかはチョチョイと簡単に撮ることができましたけどね。

ホラ。





これが投入堂。すごいでしょ。

えっと、なんでこんなに写りが悪いかっつーとね、


実はボク、登ってないの。

登山受付時間とっくに過ぎてたんで。


じゃあなんでお堂を撮影できたかというと、

これで撮ったから。





寺を過ぎて少し行ったところに遥拝所なるものがあってね。

双眼鏡が設置してあったもんで。

双眼鏡のレンズにカメラのレンズを合わせてシャッターを押してみたら撮れちゃったの。


ウフフ、楽して拝めちゃった。


双眼鏡の前で手を合わせて旅の安全を祈った。

数百mほど離れた場所からでもご利益があるんだろうか。。





また来た時はチャント登ります。

そう心に誓い、ボクはまた東へ向かう。




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『ザ・マジックアワー』

2008-07-05 | ボクの趣味(ほぼ温泉)


いやー。面白かった!

すっげ笑った!!

今(ちょっと前だけど)話題の映画、三谷幸喜監督『ザ・マジックアワー』

佐藤浩一がいい演技するんですよね!

で、妻夫木君も光ってる。

彼はこういったコメディのほうが向いてると思う。

とにかくあの佐藤がナイフを舐めるシーンがね、山場。


この作品、シチュエーションコメディとしてはかなりの完成度だと思うね。


「劇中劇」という設定は今まで三谷の得意とする手法だったが、

これもひとつの劇中劇。

役者たちは映画の中で映画を作っていく。

スクリーンの中ではふたつの映画が進行していく。

この二重構造によって、ストーリーに奥行きが生まれる。

見事に客席は引き込まれていく。


見てないひとは絶対見たほうがいいですよ!

オススメです。


ボクもいつか見に行きます。


………。


えっと、実はね、

ボク見てないの。

告知しか見てないの。


テレビCMを見る度、想像をふくらまして楽しんでるだけなの。


見たくて見たくてたまらないんだけどね、

山陰てのはどうなんだろ?

県内で上映してる映画館、1ヶ所のみ。片道200キロ凹

南下して山陽に出たほうがはるかに早い。


中国山地を越えないと好きな映画を見れないてのはどうなんだろ?

そして一緒に見に行ってくれる女性が見つからないてのはどうなんだろ?




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優柔不断 ~京へのぼる(5)in橋の上の足湯~

2008-06-27 | ボクの趣味(ほぼ温泉)


さて、三朝もういいだろ、と。(前回、前々回参照)

きりがないぞ、と。

まだ鳥取だよ、と。


意を決したボクはまた、東へ向かう。

と思ったら橋の上に足湯が。


…………。 


まぁちょこっとね。ちょこっと入った後でね、ボクはまた東へ向かう。




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吸っちゃうよ? ~京へのぼる(4)in国民宿舎ブランナールみささ~ 

2008-06-26 | ボクの趣味(ほぼ温泉)


三朝温泉街を出ようと思ったボクを、温泉が阻む。


国民宿舎ブランナールみささ。


塩素殺菌、循環式であんまし感動は無かったけど、

飲泉用に蛇口があったのは素敵。おいしくいただきました。


ラジウム泉は、空気中に放出された成分を呼吸によって体内に取り入れることで効果があり、閉ざされた浴室で入浴するのが良いとされます。

開放された河原湯ではそれは不可能だったので、ここぞとばかり深呼吸しながら入浴しました。


さて、三朝もういいだろ、と。

きりがないぞ、と。

まだ鳥取だよ、と。


意を決したボクはまた、東へ向かう。




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羞恥心 ~京へのぼる(3) in三朝温泉河原湯~ 

2008-06-18 | ボクの趣味(ほぼ温泉)


京へ向かおうとするボクの行く手を、温泉が阻む。

国道9号線を走っていると三朝(みささ)温泉の案内標識が。

ボクは吸い込まれるようにその交差点を右折した。


温泉街を流れる三徳川。その両岸には旅館が建ち並ぶ。

ここにはね、河原に24時間無料の露天風呂があるんです。

ただね、丸見え。

両岸に軒を連ねる旅館からも、すぐ近くにある三朝橋の上からも。

簡素な囲いはあるんだけどあんまり意味を成していない。

こんだけパノラマヴューの露出系風呂は初めて。

ボクが入ろうとした時はね、橋の上から若いオネーサン二人組みが覗いてた。


でもね、ここで恥ずかしがってたら逆におかしい事になるなと思って。


ドーンとね。

見せつけてやりましたよ。堂々と。




…あ、心意気をですよ?




ここはこラジウム泉として世界でも有数の温泉街。

その歴史は古く830年も前からあるんだとか。

湯は温めで適温。でも時季によって温度は変わるみたいです。

ご一緒した地元のご老人に温泉のこと色々聞きました。

ただ、同じ山陰だけど話の半分も分かりませんでした凹方言掛け流し。

飲泉できるというんで空いたペットボトルにお湯を汲んで帰りました。

クセもあまりなく飲みやかったです。


歴史が古いし風情があるしお湯も良い。

でも何といってもそんな街を見ながら、

川の流れを見ながらつかることができる開放感がたまらなく良かったです。

通行人には見られちゃいますが。。


三朝温泉つーか、見させ温泉。


羞恥心を失ったボクはまた、東へ向かう。




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刹那の恋

2008-06-04 | ボクの趣味(ほぼ温泉)


今まで行きたかったけど行かなかったお風呂がある。

近くにあるのに、入るのを後回しにしていたお風呂。

週に3日しか営業しておらず、行こうと思う時に限って営業日外だったりしたからだ。

それは伊木の湯。

実を言うとここは温泉ではない。

数年前の成分調査により温泉として足りない成分があると判明してから、温泉を名乗れなくなった。


その日も営業時間まであと1時間を切っていたので、行くか行くまいか迷っていた。

近いからまた今度ゆっくりつかりに来よう。楽しみはとっておこう。

そう言って今までずっと後回しにしてきた。優柔不断。

でもこの日のボクは違った。癒しを欲していた。

迷いを断ち切るように車に飛び乗った。


伊木の湯は国道186号線からそれて数分、

最後は細い道を数百メートルほど走ったところ。木々に隠れるようにして在る。

まさに隠れ家。ボク好みな雰囲気。


休憩所にいるおばあちゃんに300円を払い、急いで中へ入った。

先客2名は地元のおじさん。

5人がなんとか入れそうなポリの湯船から黄色がかったお湯が溢れている。



左の蛇口を捻ればお湯が、右の蛇口を捻れば冷たい源泉が出る。

赤い湯の華は酸化鉄。この近辺じゃ珍しい酸性のお湯。

思わず顔が綻ぶ。

こんな近場に良いお湯があったなんて…またちょくちょく来よう。。


ふと、おじさんたちの会話が耳に入った。

「今月でここも終わりだもんなぁ」

え!?

もしやと思い尋ねてみると、燃料価格の高騰によりこの6月いっぱいで廃業することになったという。

あとで確認したら張り紙にもその旨が書いてあった。

ショックだった。

恋した直後にフラレたみたいな。。


「どうにかならんもんかのぉ」

悔しそうにおじさんが言った。


そっか。初めて訪れたボクがこんだけ失恋みたいなショックなんだもんな。

長年通ってるおじさんたちにとっては熟年離婚に似たやるせない思いがあるだろうな。。


フラレるってのは熟年離婚からをいうんだなって思った。


お風呂から上がると、おばあちゃんたちが手招きする。

「食べていきんちゃい」

休憩所でお茶とゆで卵をいただいた。



よそ者のボクを交えてくれて一緒に雑談。

ただのゆで卵。でもすごくおいしく感じた。

みんながみんな伊木の湯が無くなるのを惜しんでいた。切なかった。


ここは温泉ではない。

温泉か否かは化学的な線引きで決まる。

しかし湯も良しひとも良し。

これだけボクをあっためてくれた伊木の湯を、ボクは温泉と呼ばずにはいられない。




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一番風呂 ~京へのぼる(2) in海潮温泉かじか荘~

2008-06-02 | ボクの趣味(ほぼ温泉)


海潮温泉かじか荘。


ここは以前からいってみたかった温泉。

あまり行く機会がないだろうなと思っていたのだが、S氏の家から近いことが分かって朝からテンションがあがる。


で、到着したら朝早すぎて閉まってた。誰もいねぇ。

張り紙を見ると開館時間まであと1時間近くもある。

でもここまで来て引き下がるわけにはいかないので

「こりゃあ一番風呂をいただけるかも」とプラスの発想をすることにした。

車で寝っ転がって開くのを待つ。

しばらくすると地元のオッサンらしき人が入口に集い出した。数分のうちに10名ほど。

え?え?開館時間までまだ1時間もあるんじゃないの??って動揺するボク。

ひとりのオッサンが鍵を開けると同時に、皆さんもの凄い勢いで中へ入っていった。


キャーッ!ボクの!ボクの一番風呂がぁぁぁ!!


思わぬ十一番風呂。


慌ててボクも入らせてもらうことに。

朝風呂ってのはとても気分が良いもんだ。

惜しげも無く湯船からかけ流れているお湯。新鮮。

カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉。

無色透明。飲泉可能。まろやかで飲み易い。

とっても優しく柔らかい肌触り。



またこのロケーションが良い。

山間に在る静かな集落の奥、車一台がやっと通れる細い道を行くと姿を見せる。

秘湯ムード。見つけた時には思わず顔がほころんだ。



ご一緒した地元の人の多くは出勤前にひと風呂浴びに来たのだと思う。

これだけ地元の方に愛されてる温泉、よそ者のボクが一番風呂をいただくには忍びないな。

十一番風呂で十分満足。

一日のスタートを切るには最高のお湯だった。

清々しい気持ちでかじか荘を後にする。


そしてボクはまた東へ向かう。




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序章 ~京へのぼる(1) in出雲湯村温泉足湯~

2008-05-27 | ボクの趣味(ほぼ温泉)


教習が終わるとすぐ家に帰った。

バックに着替えを詰め込む。

さあ山陰を飛び出そう。東へ東へ。できるだけ京都へ。


世間がゴールデンウィークに入るちょっと前、ボクは連休をとった。

今から始まるのは誰もが感動する大冒険、ではなく、

ただのオッサンの一人旅の小さな話。てかほぼ温泉の話。


この旅最初に入ろうと思ってた温泉はアレだったのでね。(過去ログ参照

切ないよ?

雨の降る真っ暗闇の中、足場の悪い岩だらけの河原を歩いて行って、

やっとこさ見つけた温泉がああなっててみなさいよあーた凹

泣きそうだよ?

駐車場からトランクス一丁でボクの後を付いてきた友人S氏なんてどうなるの!


代わりの第一湯目は虚しい足湯となってしまった。

河原湯のすぐそば出雲湯村温泉共同浴場にある、24時間開放されている足湯。

足湯といっても源泉100%。アルカリ性単純泉低緩和温泉。

非加熱、非加水の無添加。スベスベ。

源泉そのままなのにこんなに適温なのかと思うと奇跡を感じる。


さっきまで雨に打たれて凍えてたボクら。足湯に慰められた。

全身入ろうかと思った。足入れるとこに。からだギュッてちぢめて。


旅の始まりがこれじゃあ先が思いやられるな。。


この夜はS氏の実家に泊めてもらった。

明くる朝早く、農協に出勤するS氏と別れてボクはまた東へ向かう。




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鳥のキモチ

2008-04-15 | ボクの趣味(ほぼ温泉)


無性に山に登りたくなる時がある。

空の匂いを嗅ぎたくなる時が。

前世は鳥だったのかもしれない。


足湯で身も心も癒されたボクらが向かったのは防府天満宮。(前々回参照)

ここは学業の神様、菅原道真を祭ってるとこ。

こりゃー参っておかねば、と。

合掌して「ボケませんように」って。

「独居のうえにボケませんように」って。


で、そのお宮さんの裏山の頂きにデッカイ岩が。


これを見た友人M氏が、

「のぼっちゃう?」

「…ちゃうのぼ。」

ボク、ふたつ返事。


お花見に来ていた地元のママさんグループに登り口を聞いてみると、

「上る階段があるらしいけど、ちょっと分からないですね」と。


で、直線で登った。結構な斜面を。草木かき分け。


頂上に辿り着いた頃にはもうビチャビチャ。

汗じゃなく鼻水で。

花粉が舞ってる中をハァハァゼェゼェ登ってたもんだから、クシャミと鼻水が半端無いことに。

脳も出ちゃってるんじゃないかってぐらい。

生まれて初めて鼻水で軽い脱水症状をおぼえた。


で、画像は防府市街とM氏。





彼の左手に見えるのが防府八幡宮。

遠くに瀬戸内海が見える。

やはり、山登りは良い。


火照った頬を風が撫でる。

その風に顔を向け、クンクンと嗅いでみる。


鼻がジュルジュルと音をたてた。


空は、塩水の匂いしかしなかった凹

前世は鳥だったのかもしれない。花粉症の。




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~卒業生の皆様へ同窓会のお知らせ~←続報が更新されました!(08/4/14)

ぬくもり

2008-04-09 | ボクの趣味(ほぼ温泉)


先日の休み。

桜はどこやい?

って行くあてもなく探してたら…


山口まで来ちゃってた。

計画も無い、地図も無い、誘い看板の旅の話。あ、男二人の。


国道9号線を走っていたら、

以前から気になってた瑠璃光寺の案内標識を発見。

桜ってやつは寺に行きゃ植わってるだろと。

住職ってやつはすぐ植えたがるからなと。

フラフラと寄ってみた。

そしたらね、咲いてた。思惑通り。

これが洗練されたノープランナーの嗅覚ですよ。


画像は瑠璃光寺五重塔。

荘厳な塔と可憐な桜。素敵。またお気に入りの場所が増えました。

夜はライトアップされるらしいです。フーン。(当方男二人)


その後市街へ向けて走ると、

山口つったらオメェ湯田温泉だろ。っていう感じの脅迫めいた誘い看板がいっぱい。


湯田温泉には小さい時に入ったきりだったので寄っていこうかと。

そういえばここには足湯が5ヶ所あるらしい。

…………。

良いこと思いついちゃった。

近くのスーパーで惣菜とビールを買いに。

足湯につかりながら飲みながらイカ的なものをつまんじゃおうという魂胆。


発想が地元民。観光客らしからぬ。


で、買物済ませてワクワクしながら足湯行ったら…


「飲食禁止」の張り紙凹


買物袋をぶら下げて半笑いで突っ立ってたら、

中身3千円分ぐらいの買物袋をぶら下げて突っ立ってたら、(←結構買った)

先客の老夫婦が、

「いいよいいよ。本当はダメなんだけどね。」

このご夫婦、市から委託された足湯の管理人だった。

利用者が散らかすゴミが問題になり、飲食を禁止にしたんだとか。


いやいや、ご好意は大変ありがたいけども、

さすがに張り紙の前で堂々と飲み食いするのは気が引ける。


で、プシュッと。ビールだけにしといた。(甘え)


しばらくご夫婦と温泉のお話。清掃管理の苦労や利用者のマナーの悪さなど。


感動した。


正直、ボクは今まで足湯をなめてました。

温泉は全身でつかってなんぼだ、と。

でもここの足湯は源泉温度70度。硫黄の良い匂いとヌルヌルとした感触。

足だけでも湯の良さを楽しむことができた。

全身お湯につかってるみたいにポカポカ温かくなった。


これは足湯ではない。老夫婦が守る、立派な温泉だ。


「また来てね」


帰り際、おばあちゃんがかけてくれた言葉に、

また、温かくなった。




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~卒業生の皆様へ同窓会のお知らせ~

今日のセンチメンタルワード② in 温泉津温泉薬師湯

2008-03-27 | ボクの趣味(ほぼ温泉)


『あの…ひとりでも入れますか?』


◎解説


石見銀山へ向かう途中、温泉津温泉に寄り道した時のこと。

公衆浴場「薬師湯」は地元民と観光客で溢れていた。


湯は加熱、加水なし循環なしの完全源泉かけ流し。

温泉通の間でも「本物の温泉」と評価の高いお湯。

ナトリウム・カルシウム―塩化物泉。

少し碧色に濁った金じょっぱい味。濃い。

長年の温泉成分が付着してデコボコ。いぶし銀のような渋い浴槽。

46度。熱々。

基本、ぬる湯で長湯が好きなのだが、

たまにはこういうお湯にザブンと入ってスパッと出るのも気持ちいいもんだ。


いや~、やっぱり最高だね!


家族湯は!!


…………。


いや、あのね、料金表見たらね、

「大人ひとり300円」の下にね、

「家族湯/大人ひとり500円(40分)」ってあったの。

金額に大差無ぇし、今お風呂混んでるっぽいしな…と。


で、冒頭の言葉。


家族湯とか無縁のはずだったのに。

全くもっておひとり様なのに。。

家族湯っつーか、家族って言葉自体に縁が無いのに。

良縁すら無い。

ついでに言うと円もなかったりする。


そんなボクがまさかひとり家族湯をすることになろうとは。


ということでトップ画像は薬師湯の家族風呂。


驚くほど狭い。

画像の浴槽と桶の大きさを比べてくださいこの狭さ。


「核家族風呂」…でも無理がある狭さ。

「母子家庭風呂」とか、そういったほうがしっくりくる狭さ。


いや、でも広いよ?ホラ、

ひとりには。。。


思わず泣きそうになった。寂しいとかじゃなく、嬉しくて。


これは!家族湯なんかじゃない!

ボクが待ち望んでいた、シングル湯だ!!と。


シャッターを押す手が、震えていた。




今度また、入りに行こうと思ってます。

その時までに、家族を!家族をーっ!!




憧憬と焦燥。

この一言は映画1本分の悲劇です。




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