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奄美自然観察記

高のフィールドより

剥岳林道ウォーキング観察会  トカラアジサイなど

2018-07-15 23:47:20 | 植物






天気に恵まれよく晴れた早朝、名瀬港待合室に集合し、定期船「フェリーあけぼの」に乗って、午前5時50分徳之島向け出発しました(写真1枚目)。午前9時20分頃、徳之島・亀徳港に到着、レンタカーに乗り合わせて剥岳(はげだけ)林道入口に到着して歩き始めたのが、午前10時50分でした(写真2枚目)。周りの植物などを観ながら歩いて行くと、オオバヤシャブシの葉にお菓子のグミのような半透明の蛾の幼虫がいました(写真3目)。あとで調べてみると、ツマジロイラガの幼虫であることが判りました。シマユキカズラの花(写真4目)やミヤマシロバイの花(写真5枚目)が咲いていて、道端にはモエジマシダが結構たくさん観られました。






林道を奥の方へと進んでいくと、アマミノクロウサギの抜け落ちた毛(写真1枚目)があったり、ケナガネズミが食べたものと思われるリュウキュウマツのマツボックリの食べ跡が落ちていました(写真2枚目)。この森は哺乳類なども多く棲んでいるようです。やがて、水分を含みじめじめした林道には、ヒメハブがいました(写真3枚目)。随分と白っぽい個体で、ちょうど3年前井ノ川岳に登った時に観たヒメハブとそっくりです。さらには地面を歩いていた大きなアマビコヤスデ(写真4枚目)、奄美大島の個体とは結構色合いが違うようです。





林道を半分ほど進んだところで、奄美大島には見られなくなったトカラアジサイがあり(写真1枚目)、すでに実になり始めていましたが、まだ花びら(ガク)が数枚残っているものも観られました。他にもコニガクサの花(写真2枚目)やススメノトウガラシモドキの花(写真3枚目)なども観られました。林道のはずれは高くなっている峠で、近くからは徳之島町の町などが眺められました(写真4枚目)。

10年前の今日

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