奄美自然観察記

高のフィールドより

下がって咲き、落ちて漂う花 サガリバナ

2006-07-25 18:41:27 | 植物


夜に芳香を放ち、朝日が差し込むころにはポロッと落ちてしま
うサガリバナ。落ちた後も、マングローブの水面を漂い続ける
サガリバナは、美しくもはかない生命を感じさせます。群落地
でよくみると、朝になってもまだ落ちていない花を見つけました。
奄美大島が北限のこの花、いつまでも咲き続けてほしいもの
です。

【島口バージョン】(キシゆむた)
ゆるなればいっちゃんにおぬし、日が差すぃばポロッちうてぃん
サガリバナ。うてぃたん後だか、マングローブぬむじぃばながれ
りゅんサガリバナや、きょらさっあてぃいとっきくゎぬにゅっちじゃ
やぁっちおもわされっと。いっぱいめぇとぅんどろなんてぃ、ゆん
まにょうたっとぅひかんまなてぃもまだうてぃとぅらん花ばにっき
しょうたっと。島が北限ぬくん花、いちがれでん咲しほしゃんむ
んじゃやぁ~。
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2 コメント

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情緒のある花 (しら)
2006-07-25 23:08:52
ですね。おしべの長いところがネムノキのお花に似ていますね。どんな香りの花なんでしょう、いつか会ってみたいです。
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確かにネムノキの花のよう ()
2006-07-26 19:01:52
夜に咲き、朝には落ちてしまうというのが、何とも魅力的。においは、「いい匂い」としか説明しょうが・・・。ぜひ、いつの日か実物のにおいを体験してみてください。
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