奄美自然観察記

高のフィールドより

葉の上で花咲くリュウキュウハナイカダ

2005-12-19 18:48:26 | 植物


山地でリュウキュウハナイカダの花を見つけました。葉の中央付
近に花や実を付ける一風変わった木です。葉を筏に見立てたシ
ャレた名前で、雌雄異株です。写真は雄花で、1つの葉に10~20
個も次々に咲きますが、雌花は2~3個だけです。実は黒っぽい
色をしていて食べられるのですが、あまりおいしくはありません。
若葉も食べられるので、今度少しだけ試してみたいと思います。
リュウキュウハナイカダは奄美や沖縄に分布し、環境省は準絶
滅危惧に指定しています。

【島口バージョン】(キシゆむた)
山なんてぃリュウキュウハナイカダちいゆん花ばにっきりょうたんち
よ。葉ぬ真ん中なんて花や実ぬつきゅんなありくゎしゅうだかんきぃ
だりょんちよ。葉ぬ筏にししゅんかなかしゃん名前だりょうば、いん
がうなぐぬあんきぃだりょっと。写真やいんが花あてぃ、てぃちぬは
なんてぃ、とうらにじゅうべりさきゅんば、うなぐ花やたあちみいちべ
りちゅかな。実やくるぐるっとしゅてぃかまれんば、あんまりまかや
ねんどぉ。わあさん葉だかかまれんちいゆうかな、今度かでぃにゃ
んば。リュウキュウハナカダちいゆん花や島や沖縄なんてぃあてぃ、
環境省なんてぃや準絶滅危惧ちいゅん、いきらさんきぃだりょんち
どぉ。


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