奄美自然観察記

高のフィールドより

白い泡につつまれた卵と待ち受ける捕食者  アマミアオガエル

2015-05-17 19:17:20 | 両生類




今日も結構湿度の高い蒸し暑い日でした。早朝の湯湾岳の林道は霧が発生し、時折小雨も降りました。林道脇の水たまりには、たくさんのシリケンイモリがいました。と、その水たまりの上に伸びているイタドリの葉に、白い泡の固まりをみつけました。そうです、アマミアオガエルの卵です。ちょうど下の水たまりに卵から孵ったオタマジャクシが落ちるというわけです。でも下にはそれを分ってか分らずか、シリケンイモリ今か今かと捕食しようと待ち構えているようです(写真3枚目)。でも、全てが食べられてしまうわけでもなく、お互いに生きつ生かされつ、というところでしょう。

5年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
きゅうだか、てーげほむぇきゅんあちさん日だりょうた。ひかんまふっさぬ湯湾岳ぬ林道やガスぬかあてぃ、とぅきどぅきこさむぃぬ降りょうたが。林道ぶちぬむぃじたまりじや、いっぱいぬショウジンブラぬうりょうたっと。と、うんむぅじたまりぬうーちぬどぅんイタドリぬ葉ち、しるかんおぬむるしばにっきりょうたっと。かしじゃが、オオビッキャぬ卵だりょっか。ちょうどしゃーぬむぃじち、卵ら孵たんタンビルぬうてぃんちいゅんわけだりょっと。がしゅんばしゃーじや、うればしちゅてぃがぬ、ジョウジンブラぬなまかいなまかいち、かもっち待ち構えとぅりょっと(写真3枚目)。がしゅんじゃが、ぜんぶかまれぃんわけやあなんてぃ、ええて同士、かだりかまったり、ちいゅんわけだりょうろ。

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