奄美自然観察記

高のフィールドより

ポツンポツンと下向きに咲く花  トキワガキ

2019-06-07 15:28:02 | 植物




昨日に続き今日もよく晴れ、昼頃は気温32度と暑くなりましたが、夕方になって雨が降り出しました。林道脇にあるトキワガキに、ポツンポツンと白い花が咲いていることに気づきました(写真1,2枚目)。トキワガキは、本州(静岡県)以南にみられるカキノキ科の常緑小高木です。実は小さな柿で、やっぱり渋柿です。花は下向きの鐘形で、花先は4裂し反り返り、かわいらしい(写真3枚目)。雌雄異株で同じ株に雄花と雌花が開花し、雄花は雄しべが16本で、2~3個散状に付き、雌花は、雌しべ1本と退化した雄しべ4本で、1個ずつ付くようです。ちょっと高い所にあったため、花の中まで覗くことは出来なかったのですが、花の付き方からこの花(写真3枚目)は雌花だと思われます。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
きぬち続し今日だかむる晴れぃてぃ、ひんま頃や気温32度ち、あちかなりょうたんじゃが、よね方なてぃあむぃぬ降りじゃしゅりょうたっと。林道ぶちじあんトキワガキじ、ポツンポツンちしるさん花ぬ咲しゅんば、にっきりょうたっと(写真1,2枚目)。トキワガキや、本州(静岡県)らふぇ方じにゃあれぃんカキノキ科ぬ常緑小高木だりょと。実やいなさん柿あてぃ、やっぱり渋柿だりょっと。花やしゃー向きぬ鐘形あてぃ、花先やゆうちち割れぃてぃ反り返えてぃ、もぞっさりょっと(写真3枚目)。ウナグインガ別株あてぃ、同じ株じインガ花とぅウナグ花ぬ咲し、インガ花や雄しべぬ16本あてぃ、2~3個まあじんかっかてぃ、ウナグ花や、雌しべ1本とぅ、いなさなたん雄しべ4本あてぃ、ちいちじち付きゅんにししゅりょと。なありたーさんどろじあたんかな、花ぬ中がれぃやにゅんくとぅぬ出けりょうらんたんば、花ぬちき方らくん花(写真3枚目)や、ウナグ花ち思われぃっと。

この記事についてブログを書く
« 増えていた  ベニアジサシ | トップ | 連日見かけた幼鳥  アマミ... »

植物」カテゴリの最新記事