命きらめいて☆馬、犬、猫など動物に関する理不尽な事件や心温まる出来事の記録

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捨てられた命を見つけた時

2021年06月23日 17時41分07秒 | 事件
捨てられた命を見つけた時あなたはどうしますか?真っ先に考えるのは飼えるか飼えないかということかもしれないですね。

天敵の蛇やカラス、寒さ、飢えによって命が危ない状況だとしたらどうでしょう?

「かわいそうだけど、飼えないんだ。ごめんね。」と言ってその場を立ち去る前にちょっと考えてみてください。

たとえあなたが飼うことができないとしても、目の前の命を今、救うことだけはできるかもしれないのです。

里親を探すのは後からでも大丈夫なので、まずは命を助けてあげてくださいませんか?

そう言われても、どうやったらいいのかわからない方がほとんどだと思います。そこで保護活動のベテランさんや獣医さんのお話をもとにわかりやすく箇条書きにしてみたので、参考にしてみてくださいね。

まず産まれたばかりの子犬や子猫は母親のぬくもりとお乳がなければ急激に衰弱してしまうことを忘れないでいてほしいです。

鳴き声を上げているのは危機的状況だから。健やかな乳飲み子は寝るか飲むかで鳴くことはあまりないそうです。ただ、触ってみて鳴くことも動くこともできない仔は相当弱っています。

長時間お乳をもらえなかったならば脱水症状で危険な状態です。

ミルクを消化する力が残っていない可能性があるのでまず水分の補給が重要になります。

【応急処置として】

水分補給・・・緊急な場合は500ミリの、できればぬるま湯に塩ひとつまみと砂糖大さじ2杯くらいをよく溶かしたものを清潔なハンカチなどに浸してふくませる。時間に余裕ができたらペット用の経口補水液をホームセンターなどで買うか作って飲ませることが重要。犬猫赤ちゃん用ミルク、脱脂綿、スポイトまたはシリンジ、動物用哺乳瓶なども揃える。

体を温める・・・濡れていたら優しく乾かす。表面温度を38度までにしたペットボトルの湯たんぽなどを段ボール箱などの保育箱の中に入れてあげる。寒さで衰弱した場合は温かい湯につける処置なども必要になってくる。

可能であればすぐに動物病院へ連れて行く。(夜間OKの病院もある)


少し落ち着いたら


犬または猫専用ミルク・・・ホームセンターなどでできれば赤ちゃん用を用意する。はじめは薄めの温かいミルクを気管支に入らないように、脱脂綿やスポイトなどで飲みたいだけ与える。大丈夫そうなら2-3時間おきに与える。

排泄させる・・・子猫は尿道や肛門をティッシュや脱脂綿で、優しく刺激してあげる。

★注意
経口補水液は吸収性が良く普段の飲み水には適さないので、脱水症状の時の水分補給のためにのみ与えること。

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ペット用経口補水液の作り方
↓このサイトから引用させていただきました。m(__)m

https://ohashioniko.com/oral-rehydration-solution-pet

• 水:ミネラルウォーター(超硬水は避ける)または水道水をいったん沸かし冷ましたもの   500ml
• 砂糖:大さじ3(約20g)
• 塩:小さじ1/6(約1g)
すべてよく混ぜます
脱水や衰弱の心配があるペットのためには
1. ペット用の経口補水液
2. 人用の経口補水液を半分に薄める
3. 人用のスポーツドリンクを3~10倍に薄める(ものによります)
4. 手作りする
の順番でお考え下さい。
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★詳しい子猫の育て方のサイトを見つけました↓
もしも生後間もない子猫を拾ったら
https://jp.unicharmpet.com/ja/web-magazine/cat-000009.html

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お世話はすごく大変だけど、天使のようにかわいい子たちと一緒に過ごせる時間は長い人生においてめったにない天からのギフトではないかと思います。

飼えない状況であれば、頃合いを見て、情が移る前に動物病院や動物愛護センターに相談し保護団体を紹介してもらうこともロスへの対処になりますね。

今は頼もしい保護団体がいくつもあります。里親が決まったたびに嬉しそうにサイト写真で報告してくれているところは安心して渡せると思います。





二十年くらい前、段ボールの中に8匹の子猫が捨てられていた。カラスが狙っていたのでとりあえず保護。2匹はすぐ里親が見つかったが、まだあと6匹残っていた。


1匹だけ残ってしまった。猫に襲われたことがあり猫嫌いだったので、飼うつもりはなかったのだけど、このころはすっかり子猫の虜。なかなか最後の子猫の里親が見つからない。里親探しも諦めたころ、情が移り飼うことになった。


二週間くらいたったころの写真。天使だった。ずっと先住の小型犬のトイレを共用してた。猫砂じゃなくてもトイレシーツにちぎった新聞で大丈夫みたい。


心も体もあったまるね。


かけがえのない我が家の癒しのセラピストになってくれた18年間でした。





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