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インド論理学研究会

インド論理学研究会と『インド論理学研究』Indian Logic誌にかかわる情報

【BST04】トールキン著『指輪物語』への道(金沢篤)

2012-08-21 | 談話・その他
【BST04】トールキン著『指輪物語』への道                 金沢 篤  2012年6月15日(金)TVKで再放送された、大ヒットした「必殺仕事人」の第74話(引き技強奪押し込み斬り)(1979年11月14日初放送:吉田剛脚本・井上梅次監督)のエンディング、中村主水家の居間でのやりとり。  自分の家の中の金目(かねめ)のものの物色に余念のない、家の主せん(菅井きん)・りつ(白 . . . 本文を読む
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【BST02】正宗白鳥「ダンテについて」―本文批判への道―(2)(金沢篤)

2012-06-04 | 談話・その他
【BST02】正宗白鳥「ダンテについて」―本文批判への道―(2)                     金沢 篤  【BST01】(PrintVersion)を松本史朗氏に届けた後、氏から次のようなメールをもらった。いつものように、わたしの作業を労うようなやさしい文面である。 「・・・今日言い忘れたのですが、例の予餞会の山口発言に対するあなたの感想、その通りだと思いました。ギーブルさんに日 . . . 本文を読む
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【BST01】正宗白鳥「ダンテについて」―本文批判への道―(金沢篤)

2012-04-03 | 談話・その他
改造社版『正宗白鳥集』序詞(筆蹟) 【BST01】正宗白鳥「ダンテについて」―本文批判への道―                金沢 篤  同僚の松本史朗氏とは研究室も隣り同士、けれども授業時間のこともあったりで、あまり話す機会はない。結局決まって顔を合わせるのは教授会の時くらいだろうか。それでも思い出したように紙切れを使って問答したりする。紙切れにサンスクリットの単語やフレーズなどを書き付 . . . 本文を読む
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忘れえぬ人々(3)・金沢篤

2011-04-08 | 談話・その他
忘れえぬ人々(3)―松本悟朗氏の生涯と著作(2)― 金 沢  篤 2.松本悟朗氏の著訳書  松本悟朗氏は五十九年という決して長くはない生涯において、以下のリストに見る通り、かなりの数の著訳書をモノしている。バートランド・ラッセル他の翻訳家として名高いが、哲学や社会や歴史や婦人論に関する著訳書も少なからずある。雑誌『第三帝国』『洪水以後』などの同人としては毎号のように多岐に亘る署名入りの . . . 本文を読む
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忘れえぬ人々(2)・金沢篤

2011-04-05 | 談話・その他
忘れえぬ人々(2)―松本悟朗氏の生涯と著作(1)― 金 沢  篤  かういふ時代に「過去」の焼印を捺されてしまつた作家の価値といふものは、 それに焼印を捺した新時代が栄えてゐる間は殆ど再認識されるものではない。 大体再認識されるのはその新時代の又次の時代が擡頭した頃である。つまり息 子から追ひまくられて、孫から再認識されるのである。それが歴史といふもの である。(*1) 1.松本悟朗氏の . . . 本文を読む
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