僕は運動はそれほど得意なほうではありませんが、
唯一、水泳だけは自信があります。
小学校のときなどは、市内の大会の代表選手に選ばれながらも
水不足で大会自体が中止になってしまったという経歴の持ち主です。
しかしながら、人間、自分に過信は禁物です。
*************************************************************
小学校の頃、僕は父親の仕事の都合で、1ヶ月ほどですが
シンガポールに滞在しておりました。
宿泊していたホテルはとても立派で、プールが備え付けられていました。
そのプーはル、競泳はもちろん、飛び込み競技も出来るようになっており
水深が途中から3mほどの深さになっていました。
潜水に自信のあった僕は、泳いで3m下のまで潜ってみようと
考えました。
下に潜るのはとても順調に行き、あっさりと底に手がつきました。

そして底面を蹴り、水面に戻ろうとしました。
そこで僕は致命的なミスを犯しました。
底面を蹴って進んだ方向が上ではなく、横だったのです。
(泳いでる本人は、上に浮上していると思っている)
少し進んだら、壁にぶつかりました。
す、水面に壁!!??

水深3mで、僕はパニックになりました。
水中でパニックになったらもうダメです。
「がばら!がばらぼえ!!が…が…ごぼごぼごぼ…」
そして僕の意識は遠のいていく…
つづく
唯一、水泳だけは自信があります。
小学校のときなどは、市内の大会の代表選手に選ばれながらも
水不足で大会自体が中止になってしまったという経歴の持ち主です。
しかしながら、人間、自分に過信は禁物です。
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小学校の頃、僕は父親の仕事の都合で、1ヶ月ほどですが
シンガポールに滞在しておりました。
宿泊していたホテルはとても立派で、プールが備え付けられていました。
そのプーはル、競泳はもちろん、飛び込み競技も出来るようになっており
水深が途中から3mほどの深さになっていました。
潜水に自信のあった僕は、泳いで3m下のまで潜ってみようと
考えました。
下に潜るのはとても順調に行き、あっさりと底に手がつきました。

そして底面を蹴り、水面に戻ろうとしました。
そこで僕は致命的なミスを犯しました。
底面を蹴って進んだ方向が上ではなく、横だったのです。
(泳いでる本人は、上に浮上していると思っている)
少し進んだら、壁にぶつかりました。
す、水面に壁!!??

水深3mで、僕はパニックになりました。
水中でパニックになったらもうダメです。
「がばら!がばらぼえ!!が…が…ごぼごぼごぼ…」
そして僕の意識は遠のいていく…
つづく