伊奈特別支援学校ブログ

茨城県立伊奈特別支援学校の公式ブログです。
子どもたちの元気な様子をお届けいたします。

学校だより 第5号

2018-10-02 17:40:10 | 校長室だより「iina(それ。い~な!)

台風24号・・・ご協力ありがとうございました。

 大型で強力な台風24号の影響で停電となり,その復旧の見通しも立たないため,トイレの使用や給食の提供が困難と判断し,10/1(月)を臨時休校としました。その他,小学部棟と管理棟の屋根の一部がめくれ,昨日,応急的な修繕を行ったところです。保護者の皆様のご自宅は,大丈夫だったでしょうか?
 保護者の皆様には,急なお知らせにもかかわらず,ご理解とご協力をいただくことができ,児童生徒に不便を感じさせずに済みました。本当に,感謝いたします。ありがとうございました。
 今回の件では,改善点も確認できました。停電が起こった際に,警備会社より連絡が速やかに入るはずだったのですが,連絡がありませんでした。連絡体制の強化について警備会社とは確認をしたところです。


人事異動について・・・ご理解のほど,よろしくお願いいたします。

 本日,配付しました文書の通り,10/2(火)付けで,奥岡教頭先生が県立盲学校へ校長として赴任いたしました。それに伴い,塩畑教諭が教頭に昇任し,高等部3年C組の担任に雲井教諭が入ります。年度途中での異動理由は,来春新設される県立石岡特別支援学校長に県立盲学校長が就任(10/2付け)することを受けたものです。
 辞令交付日の関係上,保護者の皆様には,ご連絡が遅くなりすみませんでした。今後とも,本校教育活動へのご理解とご協力をお願い申し上げます。


PTA研修委員会主催「防災を考えよう」・・・貴重な体験ができました。

 9/28(金),引き渡し訓練では,小学部1年生,4年生,中学部1年生,高等部1年生,転入生の保護者の方にご協力いただき,ありがとうございました。また,その後に実施された「防災を考えよう」では,親子で防災体操やバケツリレー,炊き出しご飯の試食などをしました。薄暗い体育館の中,投光器や持参した懐中電灯の明りで,親子ごとに試食している様子は,まるで避難所のような雰囲気でした。改めて,本校の避難所運営マニュアルの整備を急がなくてはと思いました。
 保護者対象にした講演会も行われ,講師の宮脇貞夫氏(NPO法人活きる副理事長)と本校卒業生保護者の美田さんから,障害者の避難についていろいろと教えていただきました。その中で,美田さんのお話が心に残って離れません。それは,避難所生活をするに当たり,「人に自分の子どもをどう説明したら分かってもらえるのか,不安です。」という言葉です。学校としても,今後,このような不安を少しでも和らげるよう,関係機関と連携していかなければと思いました。

 最後に,企画・運営していただいたPTA研修委員会の皆さん,そして炊き出し用のお米10kgを寄贈していただいた青古新田区長さんをはじめ,炊き出しのお手伝いをしていただいた青古新田地区会やつくばみらいクラブの皆さんに感謝申し上げます。


小・中学部運動会・・・お世話になりました!

 2学期がスタートして,3週間ほど,小・中学部の児童生徒は,運動会の練習に励んできました。暑い日や雨の日も多くて,思うように練習できなかったようですが,たくさんの声援を受けて,張り切っている様子が随所に見られました。どの学年も,子どもたちが生き生きと活動することができ,素晴らしい運動会だったと感じています。
 また,運動会の裏方として,実行委員や生徒会役員が開閉会式を立派に仕切ってくれたり,高等部のワンダフルサービスの2・3年生が,準備や放送,来賓の接待などを担ってくれたりするなど,子どもたちが協力して創った運動会となりました。さらに,卒業生1名が「何か手伝わせてください」と準備係を買って出てくれ,伊奈高校からボランティア1名(延期のため予定より12名減)の参加もありました。今後も,地域に開かれた学校づくりに向け,地域資源やボランティアの活用を促進していきたいと思います。
 最後になりますが,保護者の皆様には,当日の応援並びに事前の草取り等の奉仕作業へのご協力に対しまして,厚く御礼申し上げます。保護者席のスペースが少ないなどの課題につきましては,次回に向けて改善してまいります。



高等部1年生の宿泊学習・・・参加しての感想です。

 9/18(火)・19(水)の2日間,高等部1年生が白浜少年自然の家で宿泊学習を行いました。退所式にて,白浜少年自然の家の職員から,「とてもしっかりしている学校ですね」と言われました。その理由について,3つお話しされました。①事務所に入室する際には,「失礼します」と言えること。②挨拶がしっかりとできること。③「ありがとうございます」ときちんと言えること。
 伊奈特3つの取組(あいさつ・そうじ・おもいやり)の成果として,また,これまでの学習の積み重ねの表れとして,外部の方に認められたことがとてもうれしかったです。
 なお,生徒に,「もう1泊しようか」と聞いたら,誰も手を挙げませんでした。集団行動の大変さや保護者のありがたさなどを十分かみしめることができたようです。
 家庭が一番!


 

平成30年10月2日  大森 保徳