トコちゃんっっ!!

君は松平瞳子と書いて「トコちゃん」と読む、を知っているか。

ラムハイボールとゲルマニウムチューブスクリーマー

2017-08-18 10:06:32 | Weblog
 「三國オ志演義」

 昔々、魏呉蜀オヂという国がありました。

 東方に国を構えたオヂ王朝オヂ一世は、一夫多妻の男系男子万世一系を掲げ、
12歳で第一子ができ24歳で初孫、36歳で曾孫、48歳で曾々孫ペースで頑張っていました。

 そして第一子から約3ヶ月おきに子供が誕生していたので72歳までに240の子供がいたとされています(伝説では108歳までに384人の子供がいたとされていますが、史実として確認できるものは72歳まで)。
妻は600人位いて妻の中には男性が9人いたそうです。

 240人中130人は男子、110人は女子。

 男子130人中優秀な者が王朝を継ぐシステムを決めました。
(長男は60歳、130男は0歳。だいたい同い年が男子で2〜3人。女子は1人だけか2人)
女子は王朝の仕事(政治、宗教)もしますが嫁ぐか宗教家になるしかありませんでした


 かたや、


 西方にあるオバ王朝は一妻多夫女系女子の国で、
16歳で第一子を出産し、40歳までに22人を出産(10人が女子、12人が男子。孫が22人。
長女は24歳で8人出産、女3、男5
次女は22歳で6人出産、女3、男3
三女は20歳で4人出産、女2、男2
四女は18歳で2人出産、女2
五女は16歳で1人出産、男2(一卵性双生児)
………十女は0歳)

 しかしオバ王朝において男子は生まれて間もなく睾丸から前立腺に至るまでの器官全てを摘出され去勢する風習がありました
(夫として外からやってきた男子は除く)。

 オバ王朝は直接制民主主義と議会制民主主義とハイパーコンピュータによるAIで政治を運営しており、
王族は貴族院として象徴的に関与するのみで、
宗教催事と外交、国内歴訪等、国の象徴として機能してきました。

 オバ王朝の王族以外は多夫多妻で、
血縁関係なく気が合えば親や子供と家族になり、
他の家族親類同士付かず離れず共同体を作り、
子供や年寄りその他諸々の面倒を全員で見る
(勿論専門職にも手を借りて)
家族的相互補助共有社会を構築していました。
またその社会思想に共感した外国人も男女を問わず積極的に受け入れていました
(王族の夫達に外国人やハーフが多いのは、
そのため)。
 結果、多様性共生社会のため文化の発展は他国に比べ著しく抜きに出ていました。



 そして、オヂ王朝は一世代で滅亡(成人以上の男性は駆逐され、
残った者は他国へ引き取られたり)しました。

 オバ王朝は象徴として君臨し続け、
現在で第208代オバ王女の下、
平和、寛容、博愛、中立、中庸、虚無の国として継続しています。



 オヂ一世「……ムラクモ! ムラクモ!(辞世の句)」
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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急に出て来たオバ王朝 (やよい)
2017-08-18 18:37:54
よく考えたな!こういう設定を更にねりにねって、色々な"遊び"も入れつつ、作品て完成されていくんだね!叢雲。
返信する
の勃興 (稲葉)
2017-08-26 18:33:11
ギロチンにかけられ転がったオヂ頭「・・・日影」
返信する

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