いむれ内科クリニック

愛知県豊橋市のクリニック
内科・感染症内科・呼吸器内科・アレルギー科

2018年度インフルエンザ予防接種の受付開始【完全予約制】

2018-09-19 00:06:26 | お知らせ

「いむれ内科クリニック」の院長の山本景三です。

インフルエンザ予防接種の予約の受付を開始いたしました。任意の接種の方は10月1日(月)から、定期の接種(豊橋市の高齢者インフルエンザ予防接種)の方は10月9日(火)からです。詳しくはいむれ内科クリニックのwebサイトをご覧下さい。

昨年度は一時的にワクチンが品薄状態となりご迷惑をおかけしました。このため本年度は予約なしでの接種はできませんのでご了承下さい。


教えて!ドクターQ&A

2018-03-22 20:39:00 | お知らせ

「いむれ内科クリニック」の院長の山本景三です。

中日新聞東三河版の「教えて!ドクターQ&A」に隔月で記事を執筆しています。今日掲載された記事は膀胱炎についてです。

  • 膀胱炎は女性に多く、頻尿・排尿時痛・残尿感を認める。
  • 尿の細菌検査を行って診断する。
  • 抗菌薬を服用して治療する。

当院は内科全般の診療を行いますが、その中でも膀胱炎は頻度が高い病気です。膀胱炎のような「感染症」は最も得意とする分野ですので、症状のある方は早めの受診をお願いいたします。


開院7周年ご挨拶

2018-02-02 18:48:32 | ごあいさつ

本日2月2日に当院は開院7周年を迎えました。皆様に改めて感謝申し上げます。

前の記事にも書きましたように、インフルエンザを発症される方が大変多い状態が続いています。近隣の小中学校でも学級閉鎖の情報が多数あります。感染予防に留意してください。

写真は医薬品卸のアルフレッサ株式会社様よりいただいたフラワーアレンジメントです。ありがとうございます。

2018年2月2日
いむれ内科クリニック 院長 山本景三


インフルエンザはタミフルを飲まなくても治ります

2018-02-01 22:10:15 | 診療

「いむれ内科クリニック」の院長の山本景三です。年明けからずっとインフルエンザの流行がピークの状態でしたが、今週に入りやや減少に転じた様子です。しかしまた寒波が来るようなので体調にはご注意ください。

さてインフルエンザの診断ですが、最近は迅速検査キットがよく用いられています。鼻や喉に綿棒を突っ込んでグリグリするアレです。写真は迅速検査キットの試薬で、インフルエンザB型陽性であることを示しています。

実はこの迅速検査というものは感度があまり良くないことが知られており、少し前の研究では感度62.3%とのことです。最近の検査試薬は改良されてもう少し良くなっているのでしょうが、大雑把に言ってインフルエンザを発病している人の3人に1人は反応が出ません。要するに迅速検査で「陰性」の結果であってもインフルエンザではないことを証明するものではありません。「陰性です」とお伝えすると「やったー! インフルエンザじゃなかったー!」と絶叫される方がいますが、それ、間違いです。「検査で陽性なら休めるけど陰性なら出勤しなければならない」とおっしゃる方が時々いますが、それって会社の危機管理としてどうかと思います。

インフルエンザと診断されたら、次は治療についてご相談します。まず必要なのは解熱薬や咳止めで、症状をやわらげるためにしっかりお出しします。いろいろと問題なのはいわゆるインフルエンザの薬(ノイラミニダーゼ阻害薬)です。

  • タミフル(内服)
  • リレンザ(吸入)
  • イナビル(吸入)
  • ラピアクタ(点滴)

これらの薬を使うと発熱期間が半日からせいぜい1日程度短縮する(早く熱が下がる)という効果があります。特効薬と思っている方が多いですが、それほどの効果はありません。「発熱したら医者にかかって必ずインフルエンザの迅速検査を受けなければならない。検査で陽性と出たら必ずタミフルを飲まなければならない。飲んだらすぐ治る(飲まなきゃ治らない)」と思っている方は結構多い気がします。

普段元気で持病がない方は、たまたまインフルエンザにかかっても自然に治ります。そこで当院では上記をご説明した上でご希望の方には処方することにしています。一方で高齢の方、重い持病のある方、妊婦さんなどはインフルエンザの薬を使う方がメリットは大きいと思います。

タミフルについての以前の調査では、全世界の生産量の75%を日本で消費していたそうです。欧米では解熱薬を飲んで体を休めるのがインフルエンザの一般的な治療のようです。


いむれ内科クリニックの「だいたいウンコ」度は如何に

2017-12-23 23:17:38 | 診療

「いむれ内科クリニック」の院長の山本景三です。

前の記事を書いていて自分の抗菌薬の処方傾向が気になったので、電子カルテである期間の経口抗菌薬の処方量を調べてみました。抗菌薬は薬によって1日の服薬量が異なるし、飲むべき期間も異なります。患者さんの人数も考慮しなければなりません。こんな表はあまり意味が無いのですが、大雑把な傾向は分かるかも知れません。

  • ペニシリン系
    • サワシリンカプセル250 5943カプセル
    • ワイドシリン細粒20% 313g
    • オーグメンチン配合錠250RS 702錠
    • クラバモックス小児用配合ドライシロップ 244包
  • マクロライド系
    • クラリス錠200 4992錠
    • クラリス錠50小児用 60錠
    • クラリスドライシロップ10%小児用 140.65g
    • ジスロマック錠250mg 98錠
    • ジスロマック細粒小児用10% 6.9g
    • ジスロマックSR成人用ドライシロップ2g 3バイアル
  • セファロスポリン系(第1世代)
    • L-ケフレックス顆粒 318包
  • セファロスポリン系(第3世代)
    • メイアクトMS錠100mg 18錠
  • フルオロキノロン系
    • クラビット錠500mg 39錠
    • クラビット錠250mg 10錠
    • クラビット細粒10% 7包
  • その他
    • バクタ配合錠 928錠
    • ミノマイシンカプセル100mg 84カプセル

ペニシリン系抗菌薬が圧倒的に多く、マクロライド系薬もかなり多いです。一方「だいたいウンコ」であるところのメイアクトMS錠は18錠しか処方していません(1日6錠ですから3日分です)。フルオロキノロン系のクラビットも極めて少ないです。その他の薬でバクタ配合錠が多いのは、膀胱炎に対して処方しているからです。ご同業の方が見ていたら、こっそりコメントをメールしてくださるとうれしいです。