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ライフスタイルを楽しむ やさしい木の家

香川の旅~金刀比羅宮編~

2009-09-27 | Weblog
香川の旅・続編となりますが・・

もう一つのメイン、金刀比羅宮に行って参りました
「階段が大変」との噂はどんなものかと

 

最初は石段沿いに土産物屋さんが立ち並んでいるので、気を紛らわしながら・・

境内に入ったところから、本格的な石段が続きます

だんだんと言葉数も減り、
「お茶を持って来るんだった」とか「首にかけるタオルがほしい」とか。。

階段の一段の高さが、結構あるんですね

奈良でも、長谷寺なんかは階段がたくさんありますが、
高さがあまり気にならない程度なので、しんどさは比べものになりません

本気で諦めて、下りようかと一瞬思いました

でもせっかくここまで来たんだし
階段の上には建物らしきものが・・


どっしりした佇まいで、本宮と思いきや
“旭社(あさひやしろ)”と呼ばれるそうです。

前にあるベンチに座り込んで、
「昔の人は、ここまでどうやって材木を運んできたんだろう…。
どうやって建てたんだろう…。。すごいなあ」
ただただ眺めるのみ

そして、ここで628段。。

全部で、1368段あるという階段。
残りは、まだ倍もあると思っていたら、
近くでガイドをしていたおじさんの声が聞こえてきて、
「本宮まではあと157段」とのこと

気合を入れて、そこまでは
最後の最後、この階段がキツイのです。
空を仰ぎ見ようとすると、後ろに落ちそうになるくらい


ようやく本宮に到着
この達成感は最高です


本当はここからあと600段くらい登ると、奥社があるそうですが、
たいていの人は、この本宮をメインとされるそうです

傍から聞こえてくるガイドさんの声・・
「この本宮は“四方正面”と言って全国どこからでもお参りができるように
なっています。わざわざ、辛い思いをして来てもらわなくても、よかったのに(笑)」と。





いえいえ、きっと、これだけしんどい思いをして登ったんだから、
きっといい事があるはず

記念に“幸福の黄色いお守り”を購入
しんどい階段を登った本宮にしか置いてないそうです。

頑張って登ったご褒美ですね


本宮から見える景色も素敵です。左奥には讃岐富士を望めます


江戸時代には“お伊勢参り”とともに、“こんぴら参り”が大流行し、
五穀豊穣、商売繁盛を願って「一生に一度はこんぴら参り」とうたわれたそうですが、
「一生に一度を今使っていいのか?」という友人の声に、
「私には“今”と思いついた時が、まさに“その時”」としっかりお参りしました

足に自信のある方、ぜひぜひ、“こんぴら参り”をされてみてはどうでしょうか?

とても、爽快で清々しい気持ちになります


讃岐うどんとこんぴら参り、香川を満喫した2日間でした



Toccy

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