imura style blog

ライフスタイルを楽しむ やさしい木の家

雛めぐり

2009-03-23 | Weblog
先日、奈良県高市郡高取町で今年で開催3回目となる、
町家の雛めぐりに行って参りました

高取城址につながる古くからの街並みは、石畳で風情があります


街並みを歩いていると春らしく雛めぐりだというのに、夏日のようで、日差しも強く、少々日焼けも気になるくらいでした

最初に衝撃を受けたのは、こちら↓

お社に入ったお雛様を見たのは、生まれて初めてでした☆
どうやら昭和初期の流行だったようです。

こちらは、メイン会場にて↓

倉庫の中に展示されているのですが、入った瞬間圧倒されました


こちらのお雛様は、一見、写真で見ると普通のお雛様ですが・・・

実は、サイズは↓

作成された方は、50代くらいの男性の方で、お話を伺うと、全部完成するまでに、
8ヶ月かかったそうです
聞いているだけで、気が遠くなりそうです


こちらは、明治に建てられたお家で、売薬をされているお宅にお邪魔しました↓
一歩中に入ると、土間があり、ひんやりと涼しくとても気持ちよかったです
お雛様にも目をやりつつ、明治から今も守り住んでおられる家に、感心しながら、
私の腕では抱えられないような太い梁にも、思わず目がいってしまいました


階段になった薬箱の上に、着物の帯を敷き、お雛様が飾られています。


古くから受け継がれる家とお雛様に、それぞれの家族の思い入れがあるのだなあと
感じた町家の雛めぐりでした


Toccy