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日々の生活の中で印象に残ったあらゆる場面を大切に切り取っていきます。

『リアル』第10巻

2010-12-19 01:50:21 | 読書
作者 井上雄彦
出版社 集英社
発売日 2010/11/26

ストーリー プロバスケチーム・東京ライトニングスのトライアウト直前、野宮は引越し屋時代の仲間と束の間の休日を楽しんでいた。今井を始め、今まで無気力だったかつての仲間たちの変わりように嬉しいのと同時に刺激を受けていた。その頃、戸川は覚悟を決め、一年に一度の定期検査に向かったのだが・・ ・・!?



第9巻のレビューはこちら


 2010年、10周年、第10巻



 リアルの場合はなかなか単行本にならないので、前回はいつ発売したのか分からなくなってしまうのですが、この最新刊も約1年ぶり。ちなみに次に発行される予定も1年後の2011年の秋頃らしいので、まただいぶ時間が経ちそうです

 というわけなので、10周年っていうのにビックリしました!もうそんなに経ってたの!?って。てっきりまだ5~6年かなぁ、なんて思っていたので

 なので、それを記念してこちらが特設サイトとなっているのですが、このプロモを見るだけでもちょっと胸にくるものがありますね自分が元々バスケをしていて、またスラダンがバイブルなので(笑)、やっぱりイロイロこのリアルを読んでると、考えさせられることが多いんです。健常者だからどうとか、障害者だからこうだとか、なんかそういう世間のしがらみみたいなものを全て取り払って、自分がいちばん自分らしくいられる場所を模索中だったり、見つけたりした野宮や戸川たちをただただ応援したくなる。そして、羨ましいなと思う。

 戸川も無事定期検査をパスしたことだし、次はいよいよ野宮の挑戦!そんなに簡単にプロのトライアウトに受かるはずはないし、なんとなく予想としては残念ながら・・・かなぁとは思うけど、たとえそうなったとしても、今の野宮だったら問題ないと思う。18歳には全然見えないけど(笑)、でも自分の進むべき道を見つけた野宮なら、まだ若いし、いくらでも可能性はあるはずだから。

 

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