テーマは「大和路の仏像 ”鎮護国家”の四天王像」です
この講座は人気が高く今回で１２２回目で
場所は神宮球場の横 日本青年館大ホール
定員は１３４０名なのですがで応募過多で
抽選になっておりました 無事当選 参加費は１０００円です
最近は丸ビルに 寺カフェなどの仏ガール増加の方向ですが
やはりこの手のガッツリ勉強会は ５０年前のガールだらけです
以前の勉強会のメンバーもいました
さて中身ですが 四天王とは何か？ なぜ日本に多いのか？などの
説明を 西大寺住職（種智院大学教授）佐伯氏
慶応大学教授（興福寺宝物館館長）金子氏にご教授いただきました
四天王とは持国天 広目天 増長天 多聞天（毘沙門天）の
４体のセットのことで 一般的には守護神ってやつです
最近ＪＲ東海の”うましうるわしの奈良へ”のＣＭで
かっこいい仏像が出てきていますが
あれが四天王です 東大寺戒壇院のやつです
仏像界のスーパースターです。
ついてきてますか？
四天王は４体セットなので それぞれに形が違い
持っている武器も多様で 表情も豊か 見ていて楽しい仏像
さらに踏んでいる邪鬼の豊かな表情のファンも多いです
奈良時代 相次ぐ戦乱や疫病を危惧した
聖武天皇や光明皇后が鎮護のために守護神である
四天王を全国各地に建立し そして全国に広がった
そのシンボルが東大寺で 娘の天皇が西大寺を作ったなど
かなりお勉強になりました 死ぬほど眠かったですが
昨年の震災をかんがみると やはりこの鎮護の象徴である
四天王のご加護を大切にしなければと思いました。
皆様お寺に行く際 ご本尊には自分の願いを
四天王には日本の平和を祈りましょうね！！
