上野東京国立博物館で開催中の”空海と密教美術展”に行ってきました
この暑さの中 入場規制を心配しましたが
*実際 恐竜展は親子連れで行列
並ばずに入場 でも暑いので皆さん館内で滞留しています。
前も申し上げたとおり 日本の仏教美術は空海が
広げた密教により 飛躍的に変化しています。
如来や菩薩のやさしい仏像だけでなく
動きのある仏像の展示ですので 観ていて飽きませんよ
国宝・重文率98.9%はだてではない展示内容です
素晴らしい展示なので 皆さん行ってください
私の文章なんて感想文 実際みた迫力感じ・感嘆することを
お勧めします。 テーマがでかいので見ごたえあります
空海の人生に沿って 展示が作られています。
最初は三筆に数えられる空海の書物や関係の仏画
これも結構見入ってしまいます。
最初の仏像で東寺 とばつ毘沙門天 *春秋のみ展示
いきなり出た・・・ それもすごく近くで360度見学可能
甲冑の細かい仕事や意外にボリューミーな体躯に見入ります
さらに書物の展示が続く
高野山の両界曼荼羅はさすがの迫力です
そして後半怒涛の仏像ラッシュ
密教の象徴 高野山の大日如来に始まり
醍醐寺の五大明王 神護寺の虚空菩薩2体 薬師三尊
さらに仁和寺の阿弥陀三尊
大阪の獅子窟寺の国宝 薬師如来も素晴らしいです
手に宝珠(地蔵が持つ桃みたいな)を持っていました
*薬師は薬壺を持つものですが なかったのでやむ終えず感があります
これでもメジャー仏像のオンパレードですが
最後の1室は 東寺講堂の立体曼荼羅半分再現です
普段近寄れない仏像に かぶりつけます
菩薩に四天王 さらに 明王たち そしてファン多数の
梵天 帝釈天です 出口の前に帝釈天
コース料理の締めが アボガトとマグロのサラダみたいな
濃厚な印象で 展示が終了します。
個人的には 梵天の下で支えているガチョウの
後ろ2羽の可愛い感じが新発見でした。
さらに今 本館では運慶とその周辺に仏像の特別展示が
あります 真如苑の大日如来も展示されていますので
ついでに観てください。
以上どうも仏像になると長文ですいません
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