いまいま草evol Level4

三河の運慶に合いに行く

先週は北海道のハンバーグ屋 今週は名古屋のカレー屋さん
社内調整そして得意先要望の見極め
名古屋の営業所に寄っての日帰り出張
すべて簡単ではありません。


だから気分転換に 先週の伊豆めぐりに続いて
今週も出張ついでに運慶仏にあってきました。


あるんですよ 愛知の岡崎に何故か運慶が!!

徳川家康で有名な岡崎の地の山奥に”瀧山寺”というお寺
バスも2時間に1本しかない地

さすがの運慶仏のお寺もこのアクセスの悪さ
バス停で降りたのも私一人でした

お寺についても 寺の横にある 東照宮(家康をまつる神社)
の方に参詣者がちらほら

本堂には薬師オールスターがいらっしゃいますが
本命はやはり運慶 脚は収蔵庫に向きます。


なぜこんな場所に 家康が生まれる300年以上前に
運慶の仏があるのか お寺の人がマンツーマンで
教えていただきました。


鎌倉初期 源頼朝の親戚がこのお寺の住職で
運慶・湛慶親子に頼んで 仏像を作らせ・運ばせたそうです。
だから寺の縁起には 真ん中の聖観音の中には
頼朝の歯と髪の毛が入っているそうです 岡田将正ではありません

先週の願成就院が30代の運慶の作品は
すごく肉感的 筋肉質でしたが

この瀧山寺の 聖観音・梵天・帝釈天は
優しさにあふれている 仏様の顔です

ちなみにすごく色鮮やかなのは江戸時代に
塗りなおしているからで 聖観音の中身はかなり傷んでるそうです


かなりいろいろ話をしたもんで お寺の人が
趣味で書いている馬の絵をくれました


趣 趣 趣味ですかこれが・・・

さらにバスの1時間待ちを考慮して
なんと次のお寺まで車で送っていただきました。
徒歩で2kmは最低あったので助かった!!
*もちろんそれまでにあった仏トーク
 お寺のヨイショのたまものですが・・・



2つ目は松平そして徳川の菩提寺 大樹寺です
徳川将軍の位牌と 立派な阿弥陀様が見どころ

でもこのお寺はご朱印です


「おんりえど ごんぐじょうど」と読みます
戦国乱世を住みよい浄土の世界にする 
家康の人生の座右の銘らしいです。



さら尾張四観音の笠寺 そして甚目寺に行って
旅は終了となりました

最後の甚目寺で素晴らしい仏の説明がありましたので
このブログの〆にしたいと思います。



一生あやかりたくない仏様です。
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