母乳売買の事件で色々世間が騒いでおります。
私はたまたま、出産した産院が全国でも有名な母乳育児スパルタの所でした。
全然知らなかったんですが、家から近かったので。
臨月近くになって、そういうパンフを渡されまして、母乳だけで育ててみましょうというのがイラスト付きで。
「チクショウこんなおいしいイラスト仕事あるんだな。てかコイツ絵下手やわ、こんなんで仕事あるんや」とは思いましたが
特に「母乳育児いいな」とは思いませんでした。あ、そう程度。
アンタ、漫画以外の全てにおいて「良い加減」(←イイカゲンではない。よいかげん)
を信条としている私が、
自ら進んでスパルタ最高!なんて言うわけないじゃないですか。け、冗談じゃねえや。
仕方無かったんですよ。アナタ、体育の時の組体操って脱走できました?
「えー」と思ったけどやらされんだからさ、でしたでしょ。そういうもんです。
だいたい私、出産に何の7つの大罪だかリスクが多すぎて。早産に前置胎盤に逆子にとオンパレだったので
それ以前にちゃんと生まれるのかという不安は多かったです。おまけに実家は熊本で継母、父はああ…だよ。
でも、市民病院が近くにありつつ、産院を変えるほどにはしなかった理由の1つはやむなきメンタルサポート部分でしたか。
私ってアダルトチルドレンだよなって自覚はあったから。その手の本は猛烈に読みまくったですわ…。
産院はマタニティブルーに関してのメンタルのサポートもやっていたからです。
誰に話し、誰に頼り、誰に不安を言えるというのさ。ダンナなんて結局最後までウロウロするだけだよ。
まあ、そっから考えても、母乳育児の指導はそのメンタル指導も含めてややどこか宗教?だかイデオロギー?めいた部分も
あった事は否めないな。カルトかどうかは知らないけど。
面白い事に、巷では今「母乳神話こそがお母さんを苦しめている」なんて言われてますけど
その母乳のパンフにも「母親が天使という母性信仰こそがお母さんを苦しめている」て書いてありました。
む? 母乳育児推進する所も、母乳育児の押し売り反対も、どちらも「母性信仰」を叩くのですか。フシギ。
しかも、だいたい誰もが「世界は自分の都合のいいように動いてほしい」と思ってるから、言論は自由だ~なんて言うのよ。
しかも、こういう事言うのってだいたい男なんですよね。
女の私から言わせてもらえば、結局根拠は無いのでは、「神格化すんな」の文言を利用してみたいだけではと。
女はこうしろああしろ、どうありましょう、というのってだいたい男か男化した女なんじゃね?と思いますよ。
どう生きるべきかの前に、とりあえずまず、ただ存在してんだよ。そこんとこわかれや。
「○○神話がお母さんを苦しめる」の裏には「苦しんでるお母さんを助ける俺カッコいい」というマザコンがいるんでないの?
神話は人を苦しめたりはしないよ。神話はただの神話だよ。
信仰を強制する人と強いられる人の間にあるものは「神話」なんかじゃない。それは「啓蒙」という奇妙な仕掛けだよ。
で、まあ産院側の指導ちゃメインは、
ただ母乳を与えればよいのでなく、子供のうちにスキンシップをとったらどうよというものだったと思います。
あと、私の場合ミルク代ケチったのと、ミルク瓶の煮沸消毒の方が面倒だったのとか。
夜中にも授乳…毎日徹夜で辛いなんて言いますけど
漫画やってると、食っていけないから昼間仕事して夜中も描くのが常でして
徹夜に関してはこんなもんかね~でした。最初の二ヶ月はさすがに、記録的猛暑だったので体力的にきつかったですけど。
母乳スパルタとはいっても、仕事に戻らなきゃいけなくてやめる人も多かったりでした。
スキンシップがどうとか言っても、大きくなって授乳中の事を子供の側が覚えてるのかどうか?
完全母乳は自信を持って下さいと産院側が言ったのは、完全母乳だけが育児として正しいので完遂して「威張り散らせ」ではなくて、
「もともと自分に自信の無いお母さんは、自分を認めて愛してあげてもいいんではないですか」
程度のニュアンスだったと思います。
それは宗教うんぬんは抜きにして、最低限度、人の生きる尊厳という部分だというだけです。
これと同じように、当時はおばあちゃんらが「布おむつでないとダメ」「離乳食は手作り」なんてのもありましたが
今もうほとんど紙でしょうし。紙オムツの質もベビーフードの質も今みたいに良く無く種類も無かっただけなのでは。
そんなものにこだわる必要は無いですわ。バカバカしい。
そんな事にもめる暇があるなら、とにかくお金を貯めておけと言いたいです。
世知辛いからこそ、1円でも貯めておくべきです。
母乳さえやっとけば誰の母乳でも良いってのではないし
買うくらいならミルクの方が衛生的。
物事は本質を抜いて、ノウハウだけではダメなんでは。
そして、情報はとにかく多いですから、どんなヤツが何を言っているのか、
自ら考えたり、見抜いたりする力は今後ますます必要になってくる、と思います。
私はたまたま、出産した産院が全国でも有名な母乳育児スパルタの所でした。
全然知らなかったんですが、家から近かったので。
臨月近くになって、そういうパンフを渡されまして、母乳だけで育ててみましょうというのがイラスト付きで。
「チクショウこんなおいしいイラスト仕事あるんだな。てかコイツ絵下手やわ、こんなんで仕事あるんや」とは思いましたが
特に「母乳育児いいな」とは思いませんでした。あ、そう程度。
アンタ、漫画以外の全てにおいて「良い加減」(←イイカゲンではない。よいかげん)
を信条としている私が、
自ら進んでスパルタ最高!なんて言うわけないじゃないですか。け、冗談じゃねえや。
仕方無かったんですよ。アナタ、体育の時の組体操って脱走できました?
「えー」と思ったけどやらされんだからさ、でしたでしょ。そういうもんです。
だいたい私、出産に何の7つの大罪だかリスクが多すぎて。早産に前置胎盤に逆子にとオンパレだったので
それ以前にちゃんと生まれるのかという不安は多かったです。おまけに実家は熊本で継母、父はああ…だよ。
でも、市民病院が近くにありつつ、産院を変えるほどにはしなかった理由の1つはやむなきメンタルサポート部分でしたか。
私ってアダルトチルドレンだよなって自覚はあったから。その手の本は猛烈に読みまくったですわ…。
産院はマタニティブルーに関してのメンタルのサポートもやっていたからです。
誰に話し、誰に頼り、誰に不安を言えるというのさ。ダンナなんて結局最後までウロウロするだけだよ。
まあ、そっから考えても、母乳育児の指導はそのメンタル指導も含めてややどこか宗教?だかイデオロギー?めいた部分も
あった事は否めないな。カルトかどうかは知らないけど。
面白い事に、巷では今「母乳神話こそがお母さんを苦しめている」なんて言われてますけど
その母乳のパンフにも「母親が天使という母性信仰こそがお母さんを苦しめている」て書いてありました。
む? 母乳育児推進する所も、母乳育児の押し売り反対も、どちらも「母性信仰」を叩くのですか。フシギ。
しかも、だいたい誰もが「世界は自分の都合のいいように動いてほしい」と思ってるから、言論は自由だ~なんて言うのよ。
しかも、こういう事言うのってだいたい男なんですよね。
女の私から言わせてもらえば、結局根拠は無いのでは、「神格化すんな」の文言を利用してみたいだけではと。
女はこうしろああしろ、どうありましょう、というのってだいたい男か男化した女なんじゃね?と思いますよ。
どう生きるべきかの前に、とりあえずまず、ただ存在してんだよ。そこんとこわかれや。
「○○神話がお母さんを苦しめる」の裏には「苦しんでるお母さんを助ける俺カッコいい」というマザコンがいるんでないの?
神話は人を苦しめたりはしないよ。神話はただの神話だよ。
信仰を強制する人と強いられる人の間にあるものは「神話」なんかじゃない。それは「啓蒙」という奇妙な仕掛けだよ。
で、まあ産院側の指導ちゃメインは、
ただ母乳を与えればよいのでなく、子供のうちにスキンシップをとったらどうよというものだったと思います。
あと、私の場合ミルク代ケチったのと、ミルク瓶の煮沸消毒の方が面倒だったのとか。
夜中にも授乳…毎日徹夜で辛いなんて言いますけど
漫画やってると、食っていけないから昼間仕事して夜中も描くのが常でして
徹夜に関してはこんなもんかね~でした。最初の二ヶ月はさすがに、記録的猛暑だったので体力的にきつかったですけど。
母乳スパルタとはいっても、仕事に戻らなきゃいけなくてやめる人も多かったりでした。
スキンシップがどうとか言っても、大きくなって授乳中の事を子供の側が覚えてるのかどうか?
完全母乳は自信を持って下さいと産院側が言ったのは、完全母乳だけが育児として正しいので完遂して「威張り散らせ」ではなくて、
「もともと自分に自信の無いお母さんは、自分を認めて愛してあげてもいいんではないですか」
程度のニュアンスだったと思います。
それは宗教うんぬんは抜きにして、最低限度、人の生きる尊厳という部分だというだけです。
これと同じように、当時はおばあちゃんらが「布おむつでないとダメ」「離乳食は手作り」なんてのもありましたが
今もうほとんど紙でしょうし。紙オムツの質もベビーフードの質も今みたいに良く無く種類も無かっただけなのでは。
そんなものにこだわる必要は無いですわ。バカバカしい。
そんな事にもめる暇があるなら、とにかくお金を貯めておけと言いたいです。
世知辛いからこそ、1円でも貯めておくべきです。
母乳さえやっとけば誰の母乳でも良いってのではないし
買うくらいならミルクの方が衛生的。
物事は本質を抜いて、ノウハウだけではダメなんでは。
そして、情報はとにかく多いですから、どんなヤツが何を言っているのか、
自ら考えたり、見抜いたりする力は今後ますます必要になってくる、と思います。