goo blog サービス終了のお知らせ 

自然を求めて近辺ぶらり

四季折々の風景、草花、野鳥などの写真を紹介しています。

南極観測船「ふじ」と海洋博物館

2023年02月19日 | テーマパーク・伝統産業・祭り
名古屋港水族館を出てから、港を挟んで西側と東側をつないでいるポートブリッジを渡り南極観測船「ふじ」に向かいます。


ポートブリッジ
ポトブリッジは、全長180mの連絡橋で海や空をイメージしているのだとか。


ポートブリッジから見た、名港東大橋と名港中央大橋
右手には名港西大橋と3本の橋が架かっています。


ユリカモメが飛び交っていました。


名古屋港水族館方面を振り返って見たところです。


名古屋港水族館


橋の上から見た南極観測船「ふじ」です。
氷を割るために「ふじ」の船首の鉄板の厚さは、
一般の船の鉄板の厚さ (15mm) と比べて、3倍(45mm)の
厚みがあります。(鉄板の厚さは船体の各部分によって異なります)


樺太犬ジロ(左) とタロ (右)
日本による初期の南極地域観測隊に同行した樺太犬の兄弟です。
南極に取り残されながら共に生存し、1年後に救出されたことで有名になりました。


南極観測船ふじ船内の様子
調理室


第十三士官寝室


医務室
医務室とは別に専門医付きの歯科室が独立して設けられていました。
虫歯を始め、歯に関する病気の治療はなんでも行っていました。


理髪室
ふじの乗組員で手先の器用な人が理髪師をしていました。
出港前に特別訓練を受けた "にわか床屋さん" ですが、腕は確かです。
予約制で、洗髪なし、髭剃りなし、料金は無料でした。


庶務室
南極への航海を円滑に成し遂げるために、乗組員はいろいろな専門分野ごとに
仕事を分担していました。ここは庶務関係の仕事 (通知文書の作成、保管など) に
使っていた部屋です。


先任海曹寝室
先任海曹 (下士官の主だった者) 約10人の居室です。3段ベッドが5台、
机2つ、ほかに棚、ロッカー、テーブルがあります。奥には専用のトイレ、
浴室もあります。


第二居住区
幹部乗組員と先任海曹を除く一般乗組員約150人分の居室で、約150㎡の空間に
3段ベッドが27台、2段ベッド14台が置かれています。船首部にも第1居住区として
同じように60人分の居室があります。


第六観測隊員寝室


甲板に置かれたヘリコプター


南極観測船「ふじ」から歩いてすぐのところにある、海に浮かぶ真っ白な帆船をイメージした名古屋港のランドマーク「名古屋港ポートビル」に向かいます。ポートビルからの名古屋港周辺の眺望を楽しんだ後に、このビルの3階にある「名古屋港海洋博物館」も見学しました。
名古屋港ポートビル


ポートビルからの眺望
真下に南極観測船「ふじ」が見えます。


水族館や大観覧車


クレールベイサイト (結婚式場)


山崎川


ポートブリッジ


ポートブリッジと名古屋港水族館


奥に見えるのはJRセントラルタワーズとスパイラルタワーなど


ガーデンふ頭と2号岸壁に停泊する巡視船みずほ号


東山タワー (後方の雪山は中央アルプス)


伊吹山


御嶽山


手前の建物はポートハウス (無料休憩所) と街並み


名古屋港海洋博物館
名古屋港


船の入港から出港まで



自動化されたコンテナの積み込み


自動車専用船のしくみ〜港のギャング〜


歴代の南極観測船模型
宗谷


ふじ


しらせ 初代


しらせ 2代目


名古屋港海洋博物館
名古屋港海洋博物館は、名古屋港ポートビルの3階にあります。名古屋港へは、エネルギーや食料などが世界各国から運ばれて来ます。ここでは、港の役割や人々の暮らしとの関わりなどがわかりやすく紹介されています。



クリスタルシンフォニー号


箱根丸


日向丸


LNG船
天然ガスを運ぶLNG船。天然ガスは気体ですが、気体のままでは運べないため、
マイナス162度まで冷やして液体として運んで居ます。


名古屋港のハシケ




本日コメント欄を閉じています。

最新の画像もっと見る