自然を求めて近辺ぶらり

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知恩院の方丈庭園と友禅苑

2020年01月15日 | 関西の旅・社寺・庭園・城
清水寺から三年坂、二年坂、八坂神社、円山公園を抜けて知恩院にやってきました。知恩院といえば、大晦日に僧侶17人で撞く除夜の鐘が毎年テレビで中継されます。除夜の鐘が撞かれる約12時間前の大鐘楼の様子を見てきました。
知恩院三門


男坂を上り、日本三大名鐘の一つといわれる鐘楼に向かいます。


大鐘楼
約12時間後に除夜の鐘がつかれる鐘楼では準備が進んでいました。鐘は高さ約3.3m、口径約2.8m、厚さ約30cm、重さ約70トン。寛永13年(1636)に鋳造され、日本三大梵鐘の一つといわれます。除夜の鐘には一山僧侶17名により鐘がつかれ、数万人の人で賑わうという。17本の綱が見えます。


鐘の下に石油ストーブが見えます。近くにおられた僧侶にお訊ねしたところ、鐘が割れないようにするのと音色をよくするために温めているとのことでした。




テレビ中継のためのライトとカメラも据え付けられています。


方丈庭園
この庭園は、江戸時代初期に小堀遠州と縁のある僧玉淵によって作庭されたと伝えられる池泉回遊式の庭園です。






山亭
方丈庭園を後にして山亭へ向かいます。


山亭入り口






山亭庭園からの眺望




山亭を出て友禅苑へ向かいます。


法然上人像と知恩院境内です。




友禅苑
友禅染の祖、宮崎友禅斎ゆかりの庭園。池泉式庭園と枯山水で構成され、補陀落池に立つ高村光雲作の聖観音菩薩立像が有名です。














知恩院境内案内図