北海道 秘境・自然 旅日記

北海道の美しい自然や、あまり知られていないマニアックな場所を写真で綴ります。

弘前城の桜~東北花見旅行2012・青森編~

2012年06月03日 21時12分18秒 | 道外の風景
2012年5月2日

弘前城の桜、昼間の様子です。
度肝を抜かれました!

夜桜も素晴らしかったのですが、せっかくなので昼間の桜も見に行ってきました。 


弘前城築城400周年のマスコットキャラクター「タカ丸」君です。


ゴールデンウィーク中ということもあり、ものすごい人の数です。
桜も満開!

今日は弘前城の南の端の「南大門」より入城しました。
入ってすぐに「杉の大橋」が見えてきます。

なんて美しいんでしょう!
赤い橋が桜と見事に調和しています。


杉の大橋を渡ってみました。


もう、極楽浄土としか思えません!


城内にはいたるところにソメイヨシノやシダレザクラがあります。
そのどれもが素晴らしい花付きです。


弘前城が見えてきましたよ~!


下乗橋の上から。
どうしても人が多いので、いまいちの写真になります。


お城の横にあるのが、「御滝桜」
名付け親はあの有名な版画家「棟方志巧」さんです。


さて、せっかくなので弘前城の天守閣にも入ってみましょう。

実は初代の天守は、本丸の南西部に1609年建てられたようです。
当時の城郭としては破格の大きさだったようですが、残念ながら筑後わずか20年にも満たない
1627年に焼失しました。

現在の天守は1811年に完成した層塔型3重3階の建物です。
その時の天守が今でも残っているのですが、高さは約14.4メートルで現存する3重天守の中で最も低いようです。

通常の天守建築では最高級の木材・技術が用いられますが、弘前城の場合は普通の櫓と同等の木材が用いられ、
構造的にも簡素であり、当初から倉庫として利用されることを見込んだ割り切った構成となっているそうです。

ちょっと可哀想な天守ですね・・。


「武者落」も残っています。
ここから岩などを落として外部からの侵入者を撃退してたんでしょうか。


天守からみた城内の桜。

天守への入場料は300円。
内部は資料館にもなっていて、弘前所へ来た際には是非立ち寄ってみてください。


さて、天守のある本丸からは岩木山を見晴らすことができます。
ちょっと人が多いですね・・・。


本丸から北の郭へ渡って、濠越しに天守を望む。
ここもなかなかの絶景スポットです。

さて、昨日夜桜で感動した「西の濠」へも行って見ましょう。

おおーっ!
昼の西の濠も見事です。


この桜の花の密度!
もう、今まで見た桜の概念が完全に変わりました。


弘前城の桜は、荒廃・植樹が繰り返され、なかなかの受難続きだったようです。

昭和27年、管理事務所がおかれ、工藤長政氏が公園管理を任されてから、桜の本格的な管理が始まりました。
同じバラ科のリンゴ栽培のノウハウを導入して、桜は甦り、若返りました。

現在は現場の40人とわずか8人の職員で弘前城の桜を管理しているそうです。
この素晴らしい桜をいつまでも見られるよう、現場の方々を応援したいですね。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
これまた・・・ (きんちゃん)
2012-06-04 20:27:12
 いけぶーさん、こんばんわ
これまたきれいに撮れてますね~
夜桜とは違って人工の光が無く自然ぽく見えるのも良い!
赤い橋と桜、城と桜、どちらも素晴らしく合います!
やはり日本に生まれて良かった~って感じるなぁ~
返信する
きんちゃんさんへ (いけぶー)
2012-06-04 20:53:30
こんにちは~。
やっぱり桜は太陽の光に限りますね。
同感です!
お城と赤い橋と桜・・・
赤い橋は場所によっては妙に違和感を感じることありますが、
(札幌のアシリベツの滝なんかは超違和感)
弘前城はめちゃめちゃマッチしてました。
日本人なので風情を感じますが、外国の方は
どういう風に見えるんでしょうね?
一度聞いてみたいです。
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