井川さんちのこだわりみかん

『井川みかん園』の日々を紹介しています!

2月の作業は・・・。

2015年02月28日 | Weblog
まず、今月の上旬は、先月末から行っていた除草剤の散布を行いました。水に除草剤を200倍に薄め、山中を約800ℓ散布しました。経験した事がある方はわかると思いますが、結構な量です。この時期の草は、あまり生えていませんが、今散布しておくと約1ヶ月後ぐらいには、綺麗に枯れてくれます。草を枯らす事によって、地温を上げ、みかんの木に、より早く春を感じて貰えるようにするのが狙いです。



☆当園は無農薬栽培ではありませんが、登録の取れた農薬を決められた時期に決められ倍率で使用しています。ご安心ください。☆

中旬頃には、みかん山の中耕作業を行いました。中耕とは、作物の生育の途中で、土を浅く耕すことです。空気の通りを良くし、水分の吸収を良くし、地温を高め、根の活動を良くするために行います。みかん狩りで踏み固まった所を重点的に、平面と緩やかな斜面を機械を使って行いました。






芝生広場の芝生も手入れしました。
毎年この時期に、バーナーを使って念入りに2回焼きます。芝生広場の芝生もみかん同様、秋のシーズンに最高の状態にするには、シーズンオフの管理(手入れ)が、とても大変で大切です。






下旬頃から、4月に入って来るみかんの苗木の植える場所の用意をしました。
60本植える予定ですので、60ヶ所を、まず、表面の草を削り、根を取り除き、今まであったみかんの木の根も取り除き、直径1m深さ40cm程の範囲を、土がふかふかになる様にしました。上手に育ててあげると、1度植えたら30年も40年も仕事をしてくれます。早く大きくなれる環境作り、大きくなってから仕事が出来やすい環境作りと思いながら、気持ちを込めて作業を行いました。







まだ、寒い日が続きますが、少しづつ暖かくなって来ました。もう春はそこまで来ています。
今月も、自分なりに満足出来る作業が出来たと思います。来月からは、本格的に剪定作業に入っていきます。根気のいる作業ですので、1本1本に愛情を込めて頑張ります。

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