前売券を買いながらも、なかなか見に行けず時間経ってしまったのですが、ようやく見に行けました。
9月17日公開で4週目の土曜日でしたけど、7割くらいの席が埋まっていたし、この映画もヒットしてるんだなと感じました。
あらすじ 過去の過ちを責め続ける高校生・石田将也が主人公。彼は小学生の時、転校してきた聴覚障害をもつ少女・西宮硝子を執拗にいじめていた。やがて転校していった彼女、一番の加害者だった彼はクラスメイトから迫害を受けることに。中学、高校と孤独に過ごすうち生きる希望を失い自殺を決意するが、最後に硝子と再会したことで運命は大きく変わろうとしていた――。
2時間の長編作品でしたけど、内容はかなり濃密。最初から最後まで目が離せず、見入ってしまいました。いじめ、障害者との接し方とデリケートな問題をテーマに、人間のエゴや弱さといった醜い部分をストレートに描いて心を抉られる作品でした。
孤独に過ごしてきた主人公が、真の友情や大切な人との出会いによって心が変化していく様子。原作も素晴らしいのでしょうけど、京都アニメーションが製作したからこその、丁寧な演出がよかったですね( ̄▽ ̄)
思春期だからこそ悩み苦しみ葛藤する生き様に、共感する人の多さがヒットに繋がったんじゃないでしょうか。特に終盤の怒涛の展開は、なかなか胸が熱くなりました。
いい映画でした、本当に。もう少し時間が経ってから、もう一度見たい作品ですね。聴覚障害者という難しい役を演じた早見さんの演技が素晴らしかったです。
ここまで京アニクオリティを見せられたら、ユーフォニアムも劇場版で完結させてほしいと余計に感じてしまいましたね(・ω・;)
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