姫路界隈ポタリング

ぴゅんぴゅん丸が自転車こいで、今日は何処の路地へやら

この村で

2011-08-14 11:04:21 | Weblog
今から670年前に大変悲しいことがありました。
塩冶高貞公の妻、早田姫を横恋慕しょうと企て、それを断られた高師直は激情し、幕府に逆心ありと因縁をつけ、山名時氏に討伐を命じて、京から出雲へ逃げ帰る早田姫をここ蔭山まで追って来ました。
伴われて逃げて来た一族郎党と山名軍がこの村で壮絶な争いが繰り広げられ、ついに早田姫は討たれて死ぬのなら、草堂に火をかけて死ぬことを望み果てました。
そのような壮絶な出来事を村人はひと時も忘れず今に伝えてきました。
現在の姫路市豊富町酒井での出来事です。
夏の盛り、火をかけた草堂が焚堂と呼ばれて今はただ、せみ時雨の中です。

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