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たつの市揖保町中臣の田んぼの中の土盛りの上に立っていた小さな小さな墓でした。
此処中臣界隈を治めていた領主、赤松則勝公のお墓です。
1mにも満たない墓で、則勝の名前の下に院号と亡くなった明応の年号が刻んである500年近く昔のお墓でした。
地元の方に場所を尋ねましたが知らない方もおられました。
「この村に戦国武将の名残あり、何事もなき青田の眺め」
実は、此処から程近い、現在のたつの市門前に生まれた大燈国師(赤松円心の姉の子)が生まれたお寺をを訪れた洋画家中川一政画伯が「この村に、大燈国師の生まれたる、何事もなき青田の眺め」と詠まれており、それをパクリました。