企業をはじめあらゆる組織が、社会の深刻な病気のすべてに関心を払わなければならない。
できれば、それらの問題を、組織の貢献と業績のための機会に転換しなければならない。
それができなくとも、少なくとも問題がどこにあり、どう取り組むべきかを検討しなければならない。
関心を払わないことは許されない。
この組織社会においては、彼ら組織のほかに、諸々の社会の問題について関心を払うべきものがいないからである。
この現代社会において、組織のマネジメントこそ、リーダー的な地位にあるからである。
：「マネジメント 基本と原則」
最後の行は、「組織におけるマネジメントチームこそ、リーダー的な地位にあるからである。」
もしくは、「この現代社会においては、組織化しなければ成果をあげることはできない。組織化してマネジメントすることこそが唯一の問題解決の道である。」と言い換えた方がよい。
組織をマネジメントするためには、コミュニケーションを構築する必要がある。
コミュニケーションを構築し、マネジメントする、コミュニケーションの構築をチェックしながらマネジメントし続けなければならない。
さらに、時間の経過とともに、どこかのタイミングでイノベーションする必要が出てくる。
言うのは簡単だが、実行するのは至難の業である。
ドラッカーが望んでいたように、ネクスト・ソサエティにおいてはマネジメントをリベラルアーツとして学ぶ必要がある。
そして、学んだことを実践しなければならない。
そのためには、人間力（ジンカンリョク）を機能させることが有効と考える。
マネジメントする中で人間力（ジンカンリョク）が機能した時に幸せを感じることができる。
そして、幸せを感じる回数が増えればマネジメントがうまくできているということであり、成果をあげることができる。
