ドラマネ倶楽部の理念は、「一緒にやれば、もっとできる!」 

全ての言葉が具体と抽象の関係でできている

今日のマコなり社長のインサイドストーリーズから

・「具体化とはなにか」「抽象化とはなにか」ということを理解することは、物事を理解するためのガイドラインである。そして、全ての言葉が具体と抽象の関係でできている。

・「世の中の虚構の概念をどのように捉えるのか」「言葉と言葉、文章と文章をどのように結びつけていくのか」の連続こそが、文明の発達そのものである。

・地道な具体的な実験を何度も繰り返して、世の中で起きていることをありとあらゆる手法でパターン化や抽象化、公式化して学問が生まれている。私たちは、その恩恵を受けて便利な生活をすることができている。具体と抽象を理解することが、世の中の全てを知ることではないが、世の中のありとあらゆる物事に共通する誰も否定することができない事象や、物事同士の関係性を学ぶことができる。

・抽象的な概念を学んでも、それを具体に落とす力がなければ、なにも得ることはできない。

・他者の考え方に対して善悪の判断をするのは、うぬぼれている証拠である。

・私たちは輪の中にいる。その輪の中は自分の中の常識や持っている知識など、自分が見えている世界の全てである。自分が体験したり、見たり、勉強したりしたことの外にあるものは、自分には見えていない。そのような自分の常識の輪があり、なにかを学ぶことは常識の輪を押し広げていくということである。そして、なにかを学ぶことは輪の外に出ることであり、「自分の愚かさに気づくこと」「無知を自覚すること」とも言える。

・新しいことを知って自分の知識や経験を積んで輪を押し広げたときに、これまでの自分の考え方が間違っていると感じる。これは「無知の知を自覚する」というソクラテスの話と全く同じである。

・人は「自分は無知である」という前提がなくなってしまったときに傲慢になり、「自分たちの考え方が正しい。あの人は間違っている」と考えてしまう。

・輪の外側に出るためには抽象化することである。「一体なぜだろう?なぜそのようになっているのだろう?」というように、もっと深いところから物事を考察することである。

・「自分が正しい、あの人は悪だ」と思っているときは、自分の輪の外側の存在を見つけることができていないときである。「自分が正しい、あの人は間違っている」と思った時点でうぬぼれている。輪の外側の存在を自覚することが、謙虚に生きるということである。

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