他人をうらやましがると不幸が始まる
河に住んで力あるものは、
陸に上がって悩む。(栄西)
今回も著者は、栄西の言葉を受けて、東南アジアの民話に、この言葉の
意味を見事に表したものがあると、紹介しています。それは、
沼に一匹の川魚が住んでいた。体も大きく泳ぎも早かったが、悩みがありました。
それは陸に上がれないことだった。
そこで、神様に「どうか、陸で暮らせますように」と熱心にお願いし、エラで呼吸しな
くても陸地で暮らせるようにしてもらいました。
ところが、間もなく後悔の念にかられました。
「自分にはヒレしかない。他の動物たちと違って足がない」と気付いたからです。
一歩も歩くことが出来ず、川魚は、「こんなことになるんだったら、ずっと沼の中で
暮らせばよかった」と嘆き悲しんだといいます。
著者は、言います。この話は、他人をうらやましがり「自分も・・・・」と考えてばっかり
いる人にとって少なからず参考になります。
たとえば、「あの人のようにフリーランサーになれば、会社に束縛されないからいいな」
と思っても、実際にそうなれば収入が不安定で大変な思いをする可能性だってあります。
実際になってみなければわからないことが世の中には多いのです。
一般的に、よっぽど嫌でない限り、自分に適した環境の中で、自分ならではの才能を十分
に発揮することを考えた方が、心を軽くして生きることが出来ます。
ポイント:自分に適した環境の中で、自己特有の才能を生かすことを考えよう
そう言えば、イガ爺さんその昔、こんなお話しをしていましたよね。
「僕は、大変独り言が多いので有名?だったのだ。
こんな逸話もあります。17,8歳ころ、同級生の家に、行った時の事
同級生の部屋で、ギターを弾きながら、もう一人の自分と話していた
それを聞いていた、同級生の妹が、びっくりしたっていうお話だ。
この話は、同級生の熊田さんから後に聞いたお話」ってね。それほどに
イガ爺さんは、自分の事が、分かっていなかったって事だが、今は、成長して
立派な能天気爺さん”となりましたね。 ご安心を “おいら”はもっと天然(^^
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます