Mili吉田のブログ

Miliのドラマー吉田翔人です。
コメント非表示ですけど常時受け付け中
Twitter:@shoto_0y

僕らは昔、ウイルス男に人生で1番大切なものはあきらめない事だと教わった。

2009-11-25 15:43:43 | 日記
ここ1週間ぐらい、1日2時間程度の睡眠で過ごしている吉田翔人です。

3、4日なら平気なんですが・・・さすがに1週間ではそろそろ限界です・・・笑

なにがってわけじゃないんだけど、中途半端に予定が入ったりしてまとめて睡眠を取れなかったのが原因でしょう。
度々言っているとおり、僕はショートスリーパーの中のショートスリーパーなので、2時間程度でも体が1回の睡眠ととらえてしまって、だるいんだけどその後まったく寝れなくなってしまうんです。。。

僕の今までの最高で、51時間連続起きてる記録というのがありますが、今はそれをしのぐだるさかもしれないです・・・

いつ、何したかよく覚えてないんです(^^;) 昨日の記憶と今日の記憶とかがごっちゃになってしまって。
昔からそんな感じの人なんで、平均的な同じ歳の人と生涯睡眠時間を比較すると結構差がある気がします。
まったく。 損なんだか得なんだか(_ _;)

それでもブログは書き続ける僕です。 もはや日課を超越して義務感です。
自分自身、何か1つの事を続けるというのはとても苦手で飽き性な性格なもので、このブログとバンドが唯一の継続物かもですね。

というわけで、いつも長々と綴るこのブログですが、今日は今年1番の眠気前線到来中ということで、今この瞬間も目が虚ろです。 顔もアホみたいに堕落してます。 頭の回転率も非常に低いです。
いつもだったらここまでの量を書くのに5分程度で書いてしまうのに、今回すでに20分ぐらいかかってます。

糖分が欲しい・・・ 糖分を摂取すると頭の回転率が上がるといわれてますが、ホントにそんな気がします。
中・高・大とテスト期間中はココアを飲んだり、砂糖をなめまくったりです。 ご飯抜きで3食ケーキとか。。。
あとレコーディング中も板チョコ食べてます。

よい子のみなさんはマネしないでね(^^;)


・・・・・・。 いつもだったらここからも書きたい事が山積みでどうまとめようかと考えるとこなんだけど。
・・・んーーーー。。。 何も出てこない・・・。

・・・あ、出てきた。

何故か眠くなると頭の中でアンパンマンのオープニング曲がループします。 今も。
メロンパンナちゃんっていつ登場したんだ・・・ 昔はいなかったと思うんですが。
個人的にはバイキンマンが1番好きです。 日本の全アニメキャラの中でもダントツのかわいらしさを誇るキャラだと思ってます。 友達になりたいです。
でも漢字で書いたらかわいそうなネーミングですね。 ばい菌ですよ。 菌なんて漢字が入るネーミングは、他になかなかいないでしょ。


・・・というわけで・・・・・・今回はこんな感じです。。。 はぁ。寝たいが今寝るとまた・・・。
それいけ! バイキンマーーン!!   ・・・・・・ばいばいき~ん。。。
と・・・時が見える。。。

リクエスト便乗企画 第2弾 3部作ドキュメント ~学園祭~ 最終話:舞台の上で・・・

2009-11-24 14:40:03 | 日記
只今、リクエスト便乗企画 第2弾、開催中です。
『3部作ドキュメント ~学園祭~ 最終話:舞台の中心で疲れてた男』 始まります・・・


僕に選択肢は2つあった。
死ぬ気で練習して本番を乗り切るか。 ・・・ホントに死ぬか。笑
・・・誰だって前者を選びますよ! やりますよ!! やってやりますよ!!

半ばヤケになりつつも、それまでの人生で1番の集中力を持ってドラムの練習の取り組む私こと吉田翔人。
あぁ、神様。 自業自得とはいえ、これだけ頑張ってるんだから、僕が死んだ時にはあなたが率先して僕の天国行きの書類を書いてくださいね。 金なら無い。 多分。
あの世の通貨が何なのか知らないけど、ワイロ以外に神様の心をグッと掴むような土産物は何か無いかと考えつつ、練習の日々は続き、そして文化祭当日を迎えた。。。


バンド演奏というのは文化祭の後半にあり、生徒達が1番盛り上がる、言わば文化祭の目玉。
そんな目玉のド中心にいるであろう僕。 露店のたこ焼きや、その他ゲームなんてもんを楽しめるはずもなく、体感時間2日ぐらいの長い午前を越え本番へと気合をいれる。
気合といっても、前にも言ったとおり、僕はあまり人前が得意なタイプではないため、とっくの昔に緊張は臨界点を突破。
今日1日で一生分動いてるんじゃないかと思う心臓を憂いつつ、ただじっと体育館の舞台裏の暗く陰湿な空気を吸いながら、我をどこか彼方の空へ飛ばしていた。
そしていよいよ本番の時は来る。

みんなの本番はだいたい持ち時間の6分くらいだが、僕はその10倍、約1時間は本番なのだ。
ここまできたら後はどうにでもなるさ。 どうにもならなかったらその時考えよう。 そんな心境だったのをよく覚えています。
実行委員のナレーションが入り、1つ目のバンドが紹介される。 観客生徒群はのん気なもので、待ってました! と言わんばかりの歓声が体育館に響き渡る。。。
・・・・・・公開処刑だけは避けよう。

歓声のステージに上がり、短期間ではあるが苦楽を共にしてきたドラムセットの後ろへ。 イスに腰かけ、今やボロボロになったスティックを両手にいざ準備完了。
ステージに向けられていたライトが薄くなり演奏開始を促す。観客は静まる。そして気づけば、ステージから観客の顔が見えるようになっていた。 が、しかし。

この瞬間、今まで味わったことの無い緊迫感、圧迫感、虚無感を全身で受けている事を肌が感じ、五感全てが麻痺してしまったんではないかと思うくらいの空白が怒涛のように押しかける。。。
そして体が動かない。
「カウントを出さなきゃいけない」
頭ではそう思っていても、体がメデューサに睨まれて石になったように動かない。 元々、人前に出るのは得意じゃない。そんな事わかってる。 でもまさに、「こんな時にそんな場合じゃないんだ・・・」
この間、いったい何秒の時が過ぎていただろうか。 5秒くらい? もう10秒以上たったのか?  感覚無し。 永遠にも似た数秒間とはこのことww その中で必死に我を取り戻そうとする。。。

そんな時、ベース担当のヤツがこっちを向いた。 そいつは、クラスは違うけどどこか馬の合う男。 いつもと同じ、平然とした顔つきのままそこに立っている。 そして・・・
「よし。 いこっか!」  と、僕に言葉をかける。
その瞬間、全身の感覚が戻った。 血管に血が巡っている事。 心臓が動いている事。 頬をつねれば痛い事。 目を開けている事。 そこには前髪がある事。
カウントを打ち鳴らす。 やっとスタートがきれた瞬間でした。

曲が始まる。 歓声の有無はわからない。 演奏の音で聞こえない。 聞こえてたとしても、この時の僕には感じれなかったと思う。 一番大きく聞こえてたのは自分の鼓動だったから。その音は複雑な変拍子みたいで音の強弱にも統一感がなかったような・・・ww その上、相変わらず頭もハッキリしてない。。。
そんな感覚を持ちながら演奏は続く。 ミスしたかどうかも覚えてないほどの妙なテンションで・・・ww

やがて曲が終わり、ここでやっと自分がバンドで演奏している実感が沸いてきた。その後押しとなったのは、演奏終了と共に上がった観客生徒群の歓声だった。
この時、この学校という狭い世界。 その中心は、自分達が立っているこの文化祭の小さなステージだと感じたのを覚えてます。
始まる前までは眩しいと感じたライトの光も、ある種の異常な光景に見えた景色も。 今では住み慣れた実家のような感覚で捉えられる。

その後も、1バンド、また1バンドと演奏を繰り返す。 僕はずっと同じなんでドラムのとこに座ったまま。笑
そして最後のバンドの演奏が終わる頃には、あんなに乱れていた鼓動も綺麗な4拍子を刻み、観客の声援も耳で捉えられるようになっていました。
頭もスッキリ! 最後の音を鳴らし終わったと同時に、やっと目が覚めたって感じの爽快感が残響音と共に僕に響く。
大きな拍手に包まれる体育館。 毎日部活で使っていた場所なのに、今や別世界。 視点1つでこんなにも変わるものなのかと驚きつつ、辺りを眺める僕。
そこには、短い時間で様々な景色、感情をくれた世界。 その切なくも儚い一瞬の世界が幕を閉じる。 そんな嘘みたいな世界がさっきまで続いてた。

・・・というわけで、全バンド終了!!
舞台袖に戻った時には、文字通り肩の荷が下りたかのように全身が軽く、疲労感もあったけどそれより達成感の方がコールド勝ちしてる感覚。
他のみんなも同じ感覚なようで、まるで宝くじでも当たったかのような笑顔で互いを労い騒ぐ・・・・・・

やがて、観客の生徒も体育館から消え、僕らはそんなテンションのまま舞台に戻り、片付けという嫌がらせのような作業を開始。 で。。。
「お疲れ~、疲れたなぁ。」 と、1人の男が声をかけてきた。 本番中の空白から僕を救ってくれたベースのヤツだ。
その後ろから、「でも楽しかったね~」 とかって、最初に僕をドラムに誘った例の女子が言う。
「ね、ホント。 疲れたね」 とかなんとか適当に言い返して、2人は笑いながら楽器やアンプを持って舞台から降りていきました。

舞台にはドラムセットと僕だけが残り、これだけの物を1人で片付けろってことか? と、苦笑いしながら渋々淡々といたってマジメに片付け作業続行。
もっとこういうとこを先生が見ててくれたら僕の内申ももっと上がるんじゃないか? とかなんとか嘆きつつも、全部片して終り!!

お疲れ様でした~!!


と、いうわけで最終話を終わります。 3回にわたってありがとうございました。。。笑
この出来事は完全にノンフィクション。 体験談です。 この後高校でバンドを始め、今のメンバーも含め、様々な人達に出会いました。
この時に文化祭で感じた 「疲れ」 というものが、この後、バンドという道を選んだ理由かもです。 普通とは違う、特別な疲れだと感じました。

もしも僕が、人前に出る事に何の抵抗もなく、すんなり終わっていたら、おそらく今、バンドはやってないでしょう。
そういったものをこの時に感じ、なんとな~く乗り越えたからこそその感覚が忘れられないんだと思いますww
苦手な事でも克服出来るって事ですかねww 今でもやっぱり苦手ですが・・・(_ _;)
それと同時に、心から思えば、状況って少しずつでも変えていけるものだと思います。
そう思えば、逆境でも頑張れる気がしません??笑

リクエスト便乗企画 第2弾 3部作ドキュメント ~学園祭~ 第2話:自業自得

2009-11-23 11:50:03 | 日記
リクエスト便乗企画 第2弾、開催中です。
『3部作ドキュメント ~学園祭~ 第2話:自業自得と初体験』 始まります・・・


受験に向けてってだけでも息が詰まるような中3のこの時期。
僕の口から出るのは、この時期の憂鬱な心のエンジンに、さらに憂鬱という名のオイルを注ぐような結果になってしまった後悔と、共に吐き出される深ーい溜め息だけでした。
なんでこういう事になるのかねぇ。どこで選択肢間違えたんだろ・・・。 これがテレビゲームなら、速攻リセットして前のセーブポイントまで戻ってるとこだよ。。。
それでも、「嘘を真実に変える」 という開き直りにも似た決意をした僕は、給食に出された苦手な赤味噌の味噌汁を啜りながらその日の午後を迎えた。

僕の中学校は、午前中に1限が75分ぐらいある授業を、3限分こなして、午後は色々フリーという、ちょっと変わった学校だったのですが、そのフリーの午後の出来事。
本来ならこの時間は、行事の準備や、定期的にある研究発表会という大掛かりな授業にむけて、それぞれが調べ物や、校外に出ての現場学習をするような時間なのですが・・・
この時の僕には、そんな悠長な事を言っている時間も余裕もその気も無い。

昼休みに、自分の机の上を見ると、楽譜が置いてありました。 クラスの友達の話だと、僕をドラムに誘った例の女子が、やりたい曲が決まったという事で置いていったそうだ。
音楽室の奥にある倉庫に、文化祭で使うドラムセットが封印されてる事は知っていました。 というわけでフリー時間になるやいなや、一目散に音楽室へ。
途中、これから校外に出る友達の 「何か買ってきて欲しい物ある?」 というリクエストも一切シャットアウト。今日だけは完全無視。それどころではないのだ。

音楽室に入り、そこだけ時が止まったような古臭さを感じる倉庫の扉を開けた瞬間! なんともいえない、古くなった教科書とホコリの混ざったような匂いが鼻をつく。
思わず鼻をつまむ僕。 おいおい、まさかここ誰も掃除してないのかよ・・・。
宙を舞ったホコリが目に入らないように薄目になりながらも、お目当てのドラムセットを発見。 サルベージ。 そして組み立てる。
と言っても、おおよその形のまま収納してあったようで、初心者の僕でも簡単にセットする事が出来たのは幸いでした。

さてと。。。 ここまで勢いで来ちゃったけど・・・。 ・・・ドラムって 「何で」 叩くもんなんだ・・・?
傍から見たらマヌケ極まりない状況。 そう、僕はこの時スティックを持っていなかったのだ。  しかたなく、近くにあった木琴用のバチを拝借・・・
さぁ! 準備オッケー!笑  いざ練習!!  ・・・ん? ・・・ドラムってどうやって叩くもんなんだ?
傍から見ればアホ丸出しな状況。 そう、僕はこの時、叩き方はおろか、どっちの手で何を叩くかも知らなかったのだ。

何を練習したらいいんじゃい!!  自分にそうツッコミを入れるのに時間はかからなかった。 おいおい。ホントにわからないよ・・・。どーしましょ??
しばし考えても答えなど出るはずも無い。 なにせ答えを出すには「X」な要素が多すぎる。 アルキメデスでもそんな方程式は解けるはずが無い。

・・・そんなこんなでドラムを元の位置に封印し直した僕は、方程式を完成させるべく楽器屋に赴きます。
そこで教則本みたいなものがないか探したんですが・・・たまたまその店には、楽譜やその類の本そのものが置いてないという不足の事態が僕を襲います。
しかたなく適当なスティックを購入・・・。そして下校時にレンタルCD屋に行き、貰った楽譜の曲もレンタル。 中学生には痛い出費ですよ。。。
そして夜。家でテレビをつけると、案の定、音楽番組が始まる。 これを狙ってたんです。これを見ればドラムが何をどっちの手で叩いているか、どんなフォームかがわかります。
そうしてだいたいの感じを掴んだ僕は、一人部屋に篭り、両手に新品のスティックを持って、ヘッドフォンでレンタルした曲を聴きながらエアードラム。笑

ドラムの楽譜の読み方なんて全然知らなかったけど、実はそっちはなんとかなる自信がありました。
小さい頃からピアノをやっていた経験があったので、楽譜自体は読めたんです。 目の前の音符がどんなリズムになるのか、それは見れば大体わかりました。
あとは、その音符がドラムでいうとどこの太鼓を叩いているのか、どの音符がシンバルなのか。それがわかれば十分だったんです。
楽譜と曲を照らし合わせて、まるで証拠を元に殺人事件を推理する探偵のような心境で、1つ1つ 「X」 の値を解決していく日々。。。

そんな身から出た錆を処理するような作業の賜物か、数日後にはエアードラムなら、かなりそれっぽく叩けるようになっていました。
そしていよいよ前回完封負けを喫した生ドラムの前へ。。。 今度は準備にもぬかりはなく、イメージもバッチリ! 意気揚々とイスに座り叩き始める。
大体この流れだと、イメージと本物はやはり別物で、実際はうまくいかない。ってな流れになりますよね(^^;) でもピアノ経験があったおかげか、手と足がバラバラに動く事にそれほど抵抗は無く、結構すんなり叩けてしまいました。笑  もちろん初心者なので、今考えればヒドイ出来ではありましたが・・・

そんなこんなで、この時。この時です! バンドマンの多くが、初心者の時に1度は思いがちな世紀の勘違いをします。
「・・・て・・・天才かもしれん・・・!!」
この愉快な勘違いが、その後ドラマーとしてバンドをやっていこうと決めた、1つの加速装置だったのかもしれません。

その後も、そんな脳内晴れマークな気分で音楽室に篭り、1人ドラムを叩く日々を続けていたわけなんですが、もちろん学校の音楽室なので、防音設備が完璧ってわけもなく音はツツ抜け状態。 それでも先生に怒られなかっただけマシだったかもしれませんが・・・このあと、怒られてた方がマシだったかもしれないと思う新たな事件が勃発。
なんと・・・。 この音を聞いて、「翔人ってホントにドラム叩けるんだぁ」 って認識してしまったヤツが続出!!
文化祭のバンドのドラム依頼が殺到してしまったんです!! その数、なんと9件!! いくらなんでも初心者の僕には1つで手一杯です・・・。
この時、天才宣言をした自分が、やたらと残念に感じたのは言うまでもありません。
あの日、階段の踊り場での例の言葉が、僕の頭の中をグルグルと廻る・・・  「確かバンドは複数掛け持ちしてもいいって話だよね?」・・・
・・・そうらしい・・・ですね・・・。 はぁ・・・。

他にドラムの経験者なんてそうはいるはずもなく、泣く泣く9件全て引き受けることになってしまった私こと吉田翔人。
新たに渡された全ての楽譜を家に持ち帰り、また夜な夜な1人、ヘッドフォンでエアードラムの日々・・・日々・・・。

しかし! もう後には引けないのです!! やるしかないのです!! 自分が悪いのです!!笑
渡された曲を全てこの方法で練習し、さらには合わせて10バンド全ての全体練習にも参加。 超過密スケジュールです。。。
それをなんとかこなして、いよいよ出演希望バンドの締め切りの日が近づいてきました。
ここで1つ、希望の光というかなんというか。 文化祭の出演希望バンドには、オーディションがあって、それを通過しなければ本番には出られないんです。
つまり!! これだけやれば、2、3バンドは落選してもおかしくない! 減る!! 負担が減る!!
そう意気込んでいよいよオーディションの日なんですが、実行委員の話によると今年はオーディションは無い。 とのことなんです・・・
「えぇ!? 何で?!」  そう尋ねると実行委員の人は、まるで市役所の受付のような業務的かつ冷静な口調でこう言い放った。
「募集枠が10バンドで今年はピッタリ応募数が10バンドだもん。 必要なし。」

・・・・・・拝啓、お母さん。 秋風は冷たいです・・・。 
儚く散った一筋の希望の光。 受験勉強は後回しになりそうです。 この窮地を乗り越え、強く生きたいと思います・・・思うしかないのです・・・。



・・・・・・というわけで、第2話を終わります。。。 長くてすいませんね(^^;) これでも短くするように努めてるんですがなかなか・・・
次回予告・・・ 『3部作ドキュメント ~学園祭~ 最終話:舞台の中心で疲れてた男』
完結編です。 あざけ笑いながら読んでください。。。笑

リクエスト便乗企画 第2弾 3部作ドキュメント ~学園祭~ 第1話:はじめの一歩と謎の嘘

2009-11-22 10:48:42 | 日記
えー、先月に、リクエスト便乗企画 《超短期型ドキュメント ~体育大会~ 上・下》 という話を書いたんですが、なにげに結構ご好評いただいてありがたいかぎりでした。
あの後くらいから、修学旅行や文化祭なんかの思い出も書いてください、みたいなリクエストがちょくちょくありまして。
でもそればっかりになってしまうと、なんか自伝みたいなブログになってしまうんで、ちょいと自重してました(^^;)
そしてもう1つ。。。 「なんでドラムを選んだんですか?」 って質問もちょいちょい来ます。 確かに1番とっつきにくいパートですよね。
高校からバンドをやりだした僕ですが、中3の文化祭でドラムにはさわってました。 というわけで・・・

今日はその質問の答えとリクエストを合体させて、『3部作ドキュメント ~学園祭~ 第1話:はじめの一歩と謎の嘘』 というのをお送りしたいと思います。
調子に乗って3部作です。笑  気長にお付き合いください。 あと、決して小説を書いてるわけじゃなく、ただただあった事をそんな風で文章にしてるだけなんで、今のとこ来てませんが、書き方や文法がどうとか、そういった苦情は受け付けません(^^;) 書きながら、語尾の感じとか統一感無いよなーとかわかってるんですが、一応ブログの延長ってことであえてそのままにしてあります。
お時間のある方はどーぞm(_ _)m



季節は初秋。。。 真夏の灼熱体育大会を終え、生意気ながら燃え尽き症候群に陥っていた私こと吉田翔人は、『受験』 という人生最大の山場を控え、気分は一足早い寒冷前線が到来したかのような、鬱に鬱を重ね、鬱で塗りつぶしたものになっていました。。。
いつものように時間ギリギリで登校して自分の席に座り頬杖。 軽めの溜め息を吐きながらも 「まぁなんとかなるさ」 と持ち前の楽観的な性格で踏みとどまっていたある日の朝。
担任の先生がチャイムと共に、『あるお知らせ』 を持って教室にやってきた。

「はい、みんなー。体育大会も終わってお疲れだろうけど、そろそろ文化祭の話を進めるぞー」
あぁそっか。もうそんな時期だっけか。。。 といっても体育大会の時のような熱血な感じではなさそうだし、平和に楽しくお祭り気分で出店のたこ焼きでも食べてれば終わるんだろな。
そう思って、重い瞼を伴った目を擦りながら、なにげなく視線を窓の外に泳がせる。。。
視界に捉えたのは、老朽化が懸念されながらも建て直すまででもない、中途半端な古さを持つ体育館。 僕が夏まで部活で使っていた馴染みの場所だ。

そして同時にフラッシュバック。 僕が入学した時、当時3年生だった先輩達が、文化祭のそれっぽいステージの上でバンド演奏を披露してくれた事を。
それは、当時の僕にはとても新鮮で、忘れられない感動でした。 今はどうかわかりませんが、当時は学園祭といったらバンドって時代だったんですよ。

そんな古い記憶を呼び起こしながら、教壇の横でいつもと変わりなく話す先生の文化祭のお知らせとやらを聞いてました。
そして話は、やはり今年もある 『バンド演奏』 について。 話を要約すると、出演希望者は来週末までに学園祭実行委員に出演希望用紙を提出しろ、とのことでした。
はっきり言って、やりたいんだけど・・・、んー・・・なんかやりたくない感じ・・・笑

やりたい理由は1つ。先輩の演奏を見て、自分も3年になったらやってみたいと、漠然と思っていたということ。
問題はやりたくない理由。。。 1つは、実は人前で何かしたりとかは緊張してNGなタイプで、出来れば縁の下の力持ちぐらいで終わらせたいという性格だということ。
2つ目は、ギターやベース、果てはドラムなんてもんにいっさいの経験が無く、文化祭までに披露できるレベルまでもっていける自信がまったく無かったこと。
特に前者の理由が大きな問題となって僕の前に立ち塞がっていました。 体育大会の時の競技長だって不可抗力みたいなもんだったし。。。
そんな事が一日中、頭の中をグルグルと廻り廻って、結局結論を出せずにその日は下校時間となりました。

翌日。。。 珍しく昨日から揺れっぱなしの天秤を抱え登校していた僕。 いつもだったら、「はっ! 忘れてた!」 とかいうおめでたい思考と共に完全回復しているはずなのに、どうやら今回はいつもと違うようである。。。 今思えば、それだけ僕にとっては、ホントにやりたい事だったんだなと思います。
煮え切らない気持ちを、どうにかして煮立たせてやろうと火加減を調節したりしながら、その日もいつもの学校に到着。
見慣れた風景に見慣れた校舎。見慣れた階段を1段ずつ昇っていたその時・・・それは突然やってきた。

「翔人君ってドラム叩けるの??」  階段の踊り場で突然、女子にこう声をかけられた。
・・・・・・??? はい??? 何の話??  その時の僕の頭の中はそんな感じでした。笑   あまりに突然過ぎて言葉の1つも出なかったんです(^^;)
そんな僕を少し怪訝そうな目で見ながらも、彼女は続ける。
「この前・・・えーっと、誰だっけなぁ? 誰かからそんな話聞いたんだけど! 凄いねぇ!」
・・・いやいや、誰っすかそんな根も葉もない勝手な事を言ったのは・・・。そんな話は誰にもした覚えがありませんが?? てか叩けないし!!(これに関しては未だに謎)

この時。これがターニングポイントだったのかもしれません。
ここで、「ドラムなんて叩けないよ」 とか 「誰がそんな事言ってたの?」 みたいな事を言ってたら、今の僕は無かったのかもしれないです。。。
そして、実際にこの時に僕の口から飛び出した言葉。それは・・・
「うん、叩けるよ。 でもそんなに上手じゃないけど、少しぐらいは・・・」
・・・という、嘘つきオオカミ少年もビックリな大嘘!!笑  完全に彼女の中では叩ける人になってらから、勢いに負けてつい・・・。

すると彼女は、「へー、凄ーい! じゃーさぁ、今度の文化祭のバンドでドラムやってもらってもいいかな?」 と晴れやかな顔で言い放つ。
僕はすぐに、うわぁ・・・どーしよ・・・ヤバイ・・・。 と、わかりやすい動揺・・・。 そしてそれを悟ったのか彼女はこう続けた。
「ダメかな? ・・・あ! そっか! もうどっか他のバンドに誘われてるとか?」
・・・!!! それ!! それだ!! そう言ってこの場を回避するしかない! と思い 「実はそうなんだよねぇ」 と言おうとしたまさにその時!
「あれ? でも確かバンドは複数掛け持ちしてもいいって話だよね?」 と、思い出したように彼女は残念なお知らせを僕に告げた・・・。
「そ・・・そうなんだぁ・・・」 っと引きつりまくって答える僕。 臨界点・・・。年貢の納め時です・・・。

「じゃ、お願いしてもいいかな??」  そんな切な願いを真剣に向けてくる女子の顔を前に 「ごめん、嘘でした!笑 」 なんて言えるはずもなく・・・
「りょ・・・了解・・・」  と、喉の奥から振り絞るような声で答える僕・・・。  やってしまった・・・。 ギガントヤバす・・・。
僕の心中など知るはずも無い彼女は、感謝の言葉と上機嫌なオーラを置き土産に、その場を去っていった。。。

翌日から、吉田翔人はドラムが叩ける! という噂が、瞬く間に学年全体に響き渡り、この後僕を苦しめる事となります。
そして僕は諦めたかのように、ある決意をします。  言ってしまったことはしかたない。 こうなったら 『この嘘を真実に変えるしかない・・・』


・・・・・・今回はこんな感じにしときますねぇ。 いつものことながら長いでっしゃろ??笑  活字が苦手な人ごめんね(^^;)
奇遇な事に、山ちゃんも前に似た感じで書いてましたね! 僕も読みましたが面白いです。笑  当事者ですが。。。
次回予告・・・ 『3部作ドキュメント ~学園祭~ 第2話:自業自得と初体験』
もがき苦しむ吉田翔人を鼻で笑いながら読んでください。。。

試験的動画搭載日記の回

2009-11-21 13:45:19 | 日記
今回なんと初の動画搭載の日記です! この前、部屋で懐かしいもんを発見したんで、久しぶりにやってみたっていう動画です。
「ぷよぷよ」 です!笑

初の試みがこのようなくだらない動画になってしまい、大変申し訳なく思っているしだいです。
コンピューターにボロ負けする僕です。 そんな僕は左側です。 こっち系のゲーム超苦手・・・。
見れるかな?? 携帯だと2つに分かれてそう。。。その場合、1つ目が過程で2つ目が結果です。
パソコンなら、「QuickTime Player」 あたりが入っていれば普通に見れそうかな。。。 こっちのほうがみやすいかも(^^;)
なにせ画質が荒く、何が何の色かがよくわかりませんm(_ _)m
一応試験的なものですが、とても残念な感じに仕上がっているので、よければどーぞ。笑


・・・こっからいつもどーりの普通の感じです。笑

なんか最近、体のいたる所に覚えのないアザができてたりします・・・
何故だ・・・
お酒を飲んで記憶を無くすこともない下戸ですし・・・。 まったく身に覚えがないんです・・・。

でも慢性的に体の感覚が少しおかしい人なので、廊下とかの曲がり角で曲がるタイミングが早すぎて、内っ側の角ぶつかることが時々あります・・・。
でもこんな部位、局部的にぶつけないよ・・・。

同じような感覚の持ち主に、真央君がいます。  彼、面白いですよ。笑
よく見るのは、振り返りざまに自分の足をイスの足にぶつけてる姿。
これだけならわかるんですが、彼の凄いところは、その後も、まったく同じイスに、まったく同じ方の足を何度もぶつけるという行為を繰り返すとこにあります。笑
短時間でデジャブのように同じ事故を繰り返します。笑
「え!? わざとやってるの?? ボケなの?? ツッコミ待ちなの??」 って思いながら見てるんですが、どうやら本人はいたって真面目みたいなんで・・・
忘れっぽい人。笑


忘れっぽい関連でいえば僕もあって、僕は出かけるときに結構時間がかかります。
といっても、準備に時間がかかるってわけじゃないんです。
玄関を出たあたりで 「あ! ○○忘れた!」 ってまた出直しすることがよくあります。
てか1回の外出につき、平均で2、3回そんな行動を繰り返しますm(_ _)m

最高記録は、そんな行動を繰り返し、最初に玄関を出てから実際に出発するまでに、30分たってたことがあります・・・。
毎回 「もう忘れ物ないよね! よし! 完璧!」 って自信満々なんですが・・・。  んー。。。なかなかどーして。。。

この前のインストアの時も、シンバルスタンドを忘れるといった出来事がありましたし・・・。
ツアー前にはそういった事がおこらないように、前日に荷物を1つずつ確認しながら、まるで修学旅行を翌日に控えた小学生のようにバッグに詰めてます。

でも前にツアー先のホテルで、目覚ましが一切聞こえず、チェックアウトの時間5分前に目が覚めた事があって。
それでも2分で持ち物全てバッグに詰め込んで、部屋を片付けてギリギリでチェックアウト出来た実績があります。 なので基本的には大丈夫だと思いますが。。。

あんときゃ焦りましたよ。 薄めを開けてピーピーうるさい携帯を見て、「・・・んだぁああぁあぁいぃーーーーー!!!!」 って・・・
まるでホームアローンの冒頭のシーンの再現のように、2倍速で部屋中駆け回って部屋から脱出・・・。
途中、うちのスタッフからかかってきた、「起きてる??」 的な電話も 「いやいや、全然起きてましたよ」 的な対応で切り抜けたり。。。

人間、やれば出来るもんだわさ。。。